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吉高由里子 低視聴率を笑い飛ばした!『光る君へ』成功させる「涙の特訓」の中身【少女時代の写真も】

エンタメ・アイドル 投稿日:2024.01.21 06:00FLASH編集部

吉高由里子 低視聴率を笑い飛ばした!『光る君へ』成功させる「涙の特訓」の中身【少女時代の写真も】

紫式部が参拝した京都・上賀茂神社の片岡社を訪れた吉高由里子(左)と藤原道長役の柄本佑

 

「このドラマの紫式部は、好奇心が旺盛で多感な女の子になっています。紫式部の成長とともに『源氏物語』がどう描かれていくかに注目してください」

 

 クランクインでこう意気込んだのは、NHK大河ドラマ光る君へ』で主演を務める吉高由里子だ。今作は、貴族文化が花開いた煌びやかな平安時代を舞台に、世界最古の長編恋愛小説といわれる『源氏物語』作者・紫式部の人生を描く作品だ。

 

 

「制作統括の内田ゆき氏は、紫式部役に吉高さんを選んだ理由について、『芝居が確かでいろいろな表情が見えるからです』と語っています。吉高さんは、2014年に平均視聴率20%超を記録した朝ドラ『花子とアン』のヒロインを演じていますし、今回も局内で期待が高まっています。ただ、大河ドラマは、合戦など派手なシーンがないと、視聴率が落ちる傾向があります。吉高さんの真価が問われる1年になるでしょう」(NHK職員)

 

 NHKから重責を負わされた吉高だが、幼少期から煌びやかな一面を見せていた。小学校で同級生だった男性が述懐する。

 

「彼女は、都内の高級住宅街で育ち、いつも友達に囲まれているようなコでした。卒業アルバムの趣味欄には『きまぐれでひくピアノ・遊ぶ』と書いていましたね。小3から新体操を習い、運動神経がよかったことを覚えています。隣の小学校でも噂になるほどの美少女でしたよ」

 

 吉高は15歳のとき、原宿でスカウトされて芸能界入り。19歳のとき映画『蛇にピアス』で大胆な濡れ場に挑戦し、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。一躍、人気女優の仲間入りを果たした。一方、私生活でも奔放エピソードには事欠かない。

 

「吉高さんはお酒の飲めない男性とは付き合えないと公言するなど、酒豪ぶりが有名です。『花子とアン』で共演し、仲よくなったハリセンボン・近藤春菜とは週に3回も飲むときもあったとか。“吉高会”と称した飲み会を主催しては、安室奈美恵さんや椿鬼奴さんとも女子会をしていました」(芸能関係者)

 

 朝ドラの撮影中は、一日中スケジュールがびっしり。深夜のはしご酒で寝起きが悪かった吉高は、スタッフや共演者に何度か迷惑をかけたこともあったという。

 

「だらしない孫娘を見かねた祖母から、『お芝居はみんなで作るもの。感謝して頑張りなさい』と言われ、芝居に真剣に打ち込むようになったそうです」(芸能記者)

 

 ヌードを披露し、女優として開眼してから16年ーーーー。今回、大河ドラマのヒロインに抜擢された吉高は、酒豪ぶりを封印して撮影に臨んでいるという。

 

「吉高さんの努力はすさまじいです。紫式部は作家ですから、『光る君へ』では、毎週のように文章を書くシーンが登場します。吉高さんは、出演が決まった一昨年の12月から書道を習い始めました。それから13カ月が経ち、仮名書きはもう掛け軸にして飾れるほどの出来栄えです。読解に関しても、古文書のくずし字をスラスラ読めるようになりました。さらに『源氏物語』だけでなく、『紫式部日記』も読破したそうです」(NHK関係者)

 

 吉高は読み書き以外にも“涙の特訓”をしていた。

 

「吉高さんは着物を着こなすために、体重を少し増やして撮影に臨んでいます。実際には中抜きしていますが、十二単は20キロほどで、そのうえ鬘も重い。撮影が終わると肩や首が凝るため、マッサージ店に直行したり、サプリメントを飲んだりと、体調管理に気を遣っています」(同前)

 

 紫式部になりきるため、吉高は左利きを右利きに矯正したとか。

 

「利き手でない右手で物を扱うだけでも大変なのに、大河では箸も筆も全部右。できるまで、何度も繰り返し撮影していましたね」(同前)

 

 しかし、そんな吉高の努力もむなしく初回視聴率は、歴代ワーストの12.7%を記録。撮影現場はお通夜状態となったが、ヒロインはまったく意に介していない。

 

「吉高さんは現場に入ると、沈んでいるスタッフに対して、『今日も元気出してこう!』と明るく言葉をかけていました。吉高さんが気丈に振舞ってくれたおかげで、現場に活気が戻りました」(同前)

 

 低視聴率を笑い飛ばす“豪胆座長”。そんな吉高に朗報がある。強力な“援軍”を選考中なのだ。

 

「これから第二弾、第三弾の出演者発表が予定されています。吉高さんが朝ドラで共演した仲間由紀恵さんや美輪明宏さんあたりが候補に挙がっています」(同前)

 

 この難局を乗り越えるには、吉高のさらに“光る”演技が求められる。

( 週刊FLASH 2024年1月30日号 )

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