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「日本の教育って終わってる」ROLANDの著書が道徳の教科書に掲載も…批判の裏にある“社会問題”

エンタメ・アイドル 投稿日:2024.03.25 20:00FLASH編集部

「日本の教育って終わってる」ROLANDの著書が道徳の教科書に掲載も…批判の裏にある“社会問題”

 

 ホスト界の帝王・ROLANDが、3月24日に自身のXを更新。2025年度から全国の中学校で使用される道徳の教科書に、自身の著書が掲載されることを報告した。

 

 文部科学省は3月22日、教科書検定の結果を公表。2025年度から全国の中学校で使用される教科書には、YouTuberのHIKAKIN、史上初の八冠を達成した将棋棋士の藤井聡太竜王、ニューヨークを拠点に活躍するタレントの渡辺直美など、若者に人気の著名人が多数登場し、注目を集めている。

 

 いっぽうで、メジャーリーグのドジャースに移籍した大谷翔平選手とともに、通訳を務めていたものの違法賭博問題で解雇された水原一平氏が掲載されたことが、議論を呼んでいる。

 

 

 そうしたなか、ROLANDはXで《この度2025年度の道徳の教科書に僕の著書が掲載される事になりました。このニュースお母さんが超喜んでくれて嬉しかった》と投稿。

 

 この著書は2021年7月8日に出版された『君か、君以外か。 君へ贈るローランドの言葉』(KADOKAWA)で、教科書には、ROLANDがスマートフォンを置いて旅に出た際、《現代テクノロジーから解放され、今までで一番、充実した旅行となった》というエピソードが引用されている。

 

 現代を代表する著名人のひとりとして名を連ねたROLANDに、SNS上では多くの祝福の声が寄せられた。

 

《親孝行になりましたね そもそもその前から 親にとっては誇らしい息子さんだったと思います》

 

《すごい!! またホスト業界の歴史を作りましたね》

 

《私もROLANDさんの言葉が好きです!》

 

 しかし、批判的な意見も少なくない。

 

《ローランドがタレントとして売れるのはまだしも、教科書に載せるのは流石に駄目じゃないのか。 出処を明かせない金を稼いでる人だよ。最低限の線引きというものがあるだろう。しかも道徳の教科書だと。ホストは道徳的か?》

 

《ヒカキンやローランドが道徳の教科書に載るのってマジ? 日本の教育って終わってる~》

 

 ROLANDに対する批判には、2023年11月にメディアで大々的に報道された、ホストクラブの“売掛金問題”が関係しているという。

 

「売掛金とは、ホストクラブを利用した女性客に高額な料金が請求され、それをホストが立て替えること。このようにホストクラブで大量の売掛金を抱えることが原因で、女性客に売春を強要するなど、社会的な問題を引き起こしています」(スポーツ紙記者)

 

 報道を受けて、2023年11月17日、Xに《この度、ローランドグループが運営するホストクラブの営業において、一切の売掛(ツケ)を禁止させていただきます》と投稿したROLANDだが、それで身の潔白が証明されたわけではない。

 

「一切の売掛を禁止したとしても、それはあくまで今後の方針であり、過去にROLANDさんに問題がなかったとは断言できません。仮にROLANDさん本人ではなくても、彼が運営するグループ店舗に所属するホストの方から過去に売掛金を起因とする売春強要をされたという被害を訴える女性が現れた場合、状況は大きく変わります。

 

 さらに、2020年12月19日には、ROLANDさんとGACKTさんが共同で運営するブランド『G&R』が、他社の商品を模倣したとして商品の販売を中止しました。このような背景を考えると、中学校の道徳の教科書で彼を紹介することに疑問を呈する意見が出てくるのは当然です」(前出・スポーツ紙記者)

 

 水原一平氏と同様、ROLANDも“教科書に相応しくない人物”として烙印を押されてしまうのだろうか。

( SmartFLASH )

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