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日本人女性初の「WWE殿堂入り」を果たした超有名女子プロレスラー、5分超の「英語スピーチ」に集まる称賛
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.04.09 16:30 最終更新日:2024.04.09 16:30
4月5日(日本時間6日)、女子プロレス界のレジェンドにして“女帝”ことブル中野(56)が、世界最大のプロレス団体「WWE」の名誉殿堂入りを果たした。
日本人選手ではアントニオ猪木(2010年)、藤波辰爾(2015年)、獣神サンダー・ライガー(2020年)、2023年のグレート・ムタ(武藤敬司)に続く5人目(レガシー部門を除く)の殿堂入りとなるが、女子では日本人初の快挙だ。
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「ブル中野は、中学卒業後の1983年に全日本女子プロレスでデビュー。1985年、ダンプ松本率いる“極悪同盟”に加入し、リングネームを本名の中野恵子から「ブル中野」に改名。ダンプ松本の引退後は“獄門党”を結成し、トップヒールとして暴れ回りました。
1993年からWWF(現WWE)に参戦し、全日本女子でも活躍したメデューサ(アランドラ・ブレイズ)と抗争を展開。翌年11月の東京ドーム大会ではブレイズを破り、日本人では初となるWWF世界女子王座を獲得しています。1997年に現役を引退すると、2000年に単身渡米して本格的にプロゴルファーを目指したことも話題になりました」(スポーツ誌記者)
4月5日(日本時間6日)に米ペンシルベニア州フィラデルフィアで開催された殿堂入り式典に、中野は現役時代のフェースペイント姿で登壇。開口一番、英語で「お久しぶりです。この賞を受け取れることをホントに嬉しく思います」と挨拶すると、会場から歓声と拍手が沸き起こった。
さらに中野は、「ずっとずっと待っていました。ここWWEで、1994年、最高の経験をしました。30年前です。私は26歳でした」と続け、当時の苦労話や多くの仲間たちに助けられた話などを披露。WWEユニバース(ファン)に感謝の気持ちを述べ、最後に、
「もし生まれ変わることがあれば、またブル中野として生まれ変わりたいです。そしてWWEのリングに戻ってきます。みなさん、またお目にかかれるのを楽しみにしています。この賞は私の宝物です」
と、5分20秒にわたって、すべて英語で流暢にスピーチした。
現在、WWEを週2回、無料配信しているABEMAは、ABEMAプロレスの公式YouTubeにブル中野のスピーチの様子をアップ。コメント欄には、
《日本の芸能人、スポーツ選手で英語でスピーチできる人が少なすぎる、これはかっこいいな》
《こんなにフラッと英語喋れるんだ。。。アメリカで凄く努力したんだろうなぁ。。。カッコいいよ》
《ブル中野さん、おめでとうございます!また英語でのスピーチも素晴らしい!いろんな意味であなたは伝説です!》
と、英語でのスピーチを貫いた中野を称賛する声が複数あがった。また、
《ニュースで見て涙でたから見に来ました 生まれ変わってもまたブル中野にってフレーズがカッコ良すぎる》
《『生まれ変わって、またブル中野になってWWEのリングにもどる』この言葉は長嶋茂雄氏の『読売巨人軍は永遠に不滅です』に匹敵する名言だと思っています。ブル様、WWE殿堂入りおめでとうございます!!あなたは日本のプロレスファンの誇りです》
中野のセリフを絶賛する声も多く寄せられた。
現役時代、日本マットで“女帝”の名をほしいままにしたレジェンドは、英語スピーチで絶大なインパクトを残して世界に名を刻んだ。
( SmartFLASH )