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【光る君へ】「涙なくては見れなかった」『枕草子』爆誕秘話、史実無視でも「見たかったを見せてもらえるのがフィクション」集まる感動
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.05.27 17:13 最終更新日:2024.05.27 17:13
5月26日、NHK大河ドラマ『光る君へ』の第21話「旅立ち」が放送された。
長徳の変により兄たちが内裏を追われ、出家した中宮・定子(高畑充希)。孤独を深める定子を案じるききょう(=清少納言、ファーストサマーウイカ)は、まひろ(=紫式部、吉高由里子)を訪ね、定子を元気づけるいい方法はないかと相談する。そこでまひろは「中宮様のために何かお書きになってみたらよいのでは?」と提案。ききょうは「春はあけぼの」と書き出し、『枕草子』が誕生した――という話が展開した。
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この第21話に、Xでは
《枕草子爆誕美しすぎる。清少納言はなんとなく好きじゃなかったけど、考え変わったわー。涙なくては見れなかった》
《運命に翻弄される定子と清少納言の定子への想い…まさに神回でした 春はあけぼの…がこんなに感慨深くなるなんて…枕草子がさらに大好きになりました》
《枕草子のシーンすごく美しかった。学生時代テストのためだけに覚えた枕草子だけど、ちゃんと読みたくなった》
など、絶賛する声が並んでいる。
清少納言を演じているファーストサマーウイカは、地上波放送終了直後の26日午後9時すぎに、自身のXを更新。「春はあけぼの」などと書いた多数の紙の写真を投稿し、
《枕草子のシーンは 紙と細筆に向き合い何時間も稽古しました。写真は空き時間にひたすら書いていた練習のもの。10年習字習ってて良かった》
と、撮影の裏話を披露している。
何かと比較され、不仲説さえある紫式部と清少納言だが、『光る君へ』では、互いの存在を認め合うソウルメイトとして描かれている。
清少納言が『枕草子』を書き始めたきっかけが、紫式部の提案だったというのは、あくまでもドラマのオリジナルだが、このことについてXでは
《大河、枕草子執筆のきっかけが紫式部のアドバイスとか本当にやめてくれ。主人公を美化するために歪めないでくれ》
《大河ドラマが史実に則っていないことは承知してるが、さすがに歴史改竄が酷いのでは?》
などの声も。ただその一方で、
《「枕草子」執筆のきっかけが紫式部なんてことはないのだろうが、「それが見たかった」を見せてもらえるのがフィクションのよいところだと思いました》
《枕草子誕生秘話爆誕w 正直もうこれが史実で構わん、というほどの圧倒的なシーンでしたw》
と、あくまでも史実とは違うことを踏まえて、脚本の巧みさを称賛する意見が圧倒的に多くみられる。史実よりも、ドラマとしてのおもしろさが評価されているようだ。
( SmartFLASH )