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「塩分が気になって」峯岸みなみ、出産直前に家系ラーメン “完飲” に寄せられる不安…産婦人科医は「妊娠高血圧症候群のリスク高まる」と警告
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.07.17 16:50 最終更新日:2024.07.17 16:51
7月14日、タレント・峯岸みなみが、東海オンエア・てつやとの間に授かった第一子となる女の子を出産したことをInstagramで発表した。
《身長48cm(!)の元気な女の子で、母子共に健康そのものです》と、体重ではなく、まさかの身長報告とともに《可愛い娘と、娘にぞっこんな夫と、3人で手を取り合ってより一層温かい家庭を築いていきたいと思います》と想いをつづった。
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幸せあふれる峯岸だが、出産発表2日前にYouTubeチャンネル「峯岸みなみ」に投稿された動画に心配の声が寄せられている。
同動画のタイトルは「【まんぷく家】産前最後にラーメンが食べたい」。出産後はラーメンをなかなか食べに行けないと妊娠経験者からアドバイスをもらったという峯岸が、東海オンエアの行きつけとして知られる家系ラーメン「まんぷく家」に行く内容だ。
チャーシュー3枚、のり5枚、煮卵、うずら、ほうれん草を乗せた “味濃いめ”(麺かため、アブラ少なめ)特製しょうゆラーメンとともにライスを注文した峯岸は、「うめー! 濃(こ)!」とスープをすすり、ラーメンを食べ進める。
味濃いめのラーメンを食べる峯岸に、夫のてつやは「妊婦ってこれ食べられるの? 味が(濃くて)気持ち悪いとかない?」と質問すると、「ないです、間違っても妊娠初期は食べられなかったと思うけど」と答える場面も。
その後、てつやのライスのオススメの食べ方として、スープと油をライスが浸るまで入れ、コショウとゴマを多めに振りかけ、ニンニクを乗せるアレンジをしたライスも食べ進めた峯岸は、スープが残り少ないことがわかるほどにラーメンを完食した。
スープをほぼ “完飲” した峯岸だが、動画のコメント欄には視聴者から心配の声が寄せられている。
《塩分がきになってしまった。もうすぐ臨月の妊婦です》
《妊娠後期になると凄く食べてもないのに水飲むだけでもなぜか体重が増えるので塩分(浮腫)にも気を付けて》
妊娠中の偏った食事について、三軒茶屋ARTレディースクリニック院長・坂口健一朗医師がこう語る。
「妊娠中や授乳中の食生活は、お母さん自身の健康だけでなく、赤ちゃんの成長や将来の健康にも大きな影響を与えます。脂肪分や塩分が多い食事、たとえば家系ラーメンのようなものを摂りすぎると、いくつかの問題が生じる可能性があります。
まず、妊娠中に塩分や脂肪分を多く摂取すると、妊娠高血圧症候群のリスクが高まる可能性があります。この症候群は、高血圧やむくみ、尿たんぱくが見られるもので、重症化すると母体や胎児に深刻な影響を及ぼすことがあります。高血圧が続くと、早産や胎児発育不全のリスクも高まるため、注意が必要です。
さらに、産後の授乳期においても、母親の食生活は重要です。高塩分の食事を摂ると、母乳に含まれる塩分濃度が高くなり、赤ちゃんの腎臓に負担をかける可能性があります。また、脂肪分の多い食事は母乳の質に影響を与え、赤ちゃんの消化不良や体重増加の問題を引き起こすこともあります。
総じて、妊娠中や授乳中は、バランスの取れた食事を心がけ、脂肪分や塩分の多い食事は控えめにすることが大切です。新鮮な野菜や果物、適量のタンパク質、そして適度な炭水化物を摂取することで、母体と赤ちゃんの健康を守りましょう」
一方、わかばファミリークリニックの院長・水谷佳敬医師は、妊娠中には、バランスがよい食事をとることが基本とした上で、「楽しみも許容される」と語る。
「妊娠中も育児中も、親の健康あっての育児ですので、食習慣に注意を払う必要はあるものの、修行僧のような育児は心身がもちません。楽しみはほどほどに許容されるべきだと思います」
とにもかくにも、無事に生まれてよかった!
( SmartFLASH )