8月31日、9月1日の放送前から、すでに批判が殺到している『24時間テレビ』(日本テレビ系)。
チャリティーマラソンの例年どおりの実施も発表され、ランナーには元自衛官で、お笑い芸人のやす子が起用される。
「しかし、好感度の高いやす子さんを起用したことで、今度は『彼女を利用するのか』といった批判を大きく受けることになってしまいました。
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もともと批判があった『24時間テレビ』ですが、2023年11月には日テレ系列局である日本海テレビ(鳥取県)の男性幹部が、同番組で集まった寄付金約264万円を含む売上金を着服していたことで懲戒解雇処分を受けました。
今回起用されるやす子さんは、高校時代に児童養護施設で過ごした経験から、マラソンを通じて全国の施設に募金することを掲げました。それには共感も多いのですが……」(芸能記者)
じつは過去にも『しゃべくり007』(日本テレビ系)などで、生い立ちを明かしていたやす子。放送作家はこう話す。
「やす子さんのファンには壮絶な生い立ちは周知の話。しかし、誰もが知っているエピソードではありません。
バラエティ番組でプロの芸人さんたちのアシストとツッコミを交えて笑いに変える状況と、『24時間テレビ』で “ガチの感動話” として、前面に押し出されるのは視聴者が受ける印象がまったく異なるでしょう」
やす子のチャリティーへの思いは本心に違いない――。
しかし、SNSでは『24時間テレビ』に大々的に起用される側のやす子への “余波” も心配されている。Xではこのような声が聞かれ始めているのだ。
《確かにやす子の生い立ちは激動だし、適任かもしれない。けどお笑い芸人としてはどうなんだろ?やす子を見ても笑えなくなっちゃう》
《やす子は悪くないがやす子にネガティブなイメージが出来てしまった》
なかには、
《24時間テレビのマラソンやった人って消えてるよね。やす子ちゃん好きだけど消えちゃうかな》
という声も……。やす子にはこれからも長く、お笑い道を走ってもらいたいものだ。
( SmartFLASH )