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「やっぱりないのか」大晦日『ガキ使』なしで“無難すぎる”「ゴチ」企画…発表に落胆する声も

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.11.08 18:15 最終更新日:2024.11.08 18:15

「やっぱりないのか」大晦日『ガキ使』なしで“無難すぎる”「ゴチ」企画…発表に落胆する声も

松本人志らによる『ガキ使』の「笑ってはいけないシリーズ」

 

 11月7日、日本テレビ系の2024年大晦日特番の概要が明らかになった。

 

 放送されるのは、長寿番組『ぐるぐるナインティナイン』の名物企画「グルメチキンレース・ゴチになります!」をメインとする5時間超のスペシャル番組だと発表された。

 

「メインMCを務めるのはナインティナインと元日本テレビアナウンサーの羽鳥慎一。さらに大物芸能人から、2024年のパリ五輪メダリストまで総勢32名の豪華出演者が予定されているそうです。

 

 ナインティナインのお二人は、2021年から3年続いた『笑って年越したい!!笑う大晦日』に引き続き、4年連続の日テレの大みそか特番への起用となります」(芸能記者)

 

 

 だが、X上では依然として、あの名物番組の復活を願う声も聞かれる。

 

《食べるもので勝負するのか。もう、笑ってはいけないシリーズはできないのでしょうか?》

 

《笑ってはいけないがなくなった今なかなか賢明な判断だと思うけどやっぱり寂しい。。。》

 

 2006年から2020年までの15年間に渡り放送された『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の名物企画「笑ってはいけないシリーズ」の復活を望む声がことのほか多い。

 

「しかし『笑ってはいけないシリーズ』が正式に打ち切りになる、と2024年3月に一部週刊誌が報じました。理由としては、参加メンバーの高齢化や収録時の拘束時間の長さ、膨れ上がる制作予算の問題などだったそうです」(スポーツ紙記者)

 

 このほか、「週刊文春」による、松本人志の性加害報道に端を発した訴訟騒動が長引いたことも影響していただろう。11月8日に、松本側の訴状取り下げが明らかになったものの、「笑ってはいけない」がスムーズに復活するわけにはいかないようだ。ある放送作家が指摘する。

 

「『笑ってはいけないシリーズ』は裏番組の『NHK紅白歌合戦』に対して、民放では首位の視聴率を獲得する人気番組でしたが、クレームも多くありました。浜田雅功さんの黒塗りメイクが人種差別と批判を受けたほか、“ゲス不倫”のベッキーさんにタイキックを入れて“みそぎ”を済ませる演出も波紋を呼んでいます。“多目的不倫”のアンジャッシュの渡部建さんの出演情報が事前に漏れ“お蔵入り”となったのも、大きな話題になりましたね」

 

 そうした番組に比べれば「ゴチになります!」はふだんからゴールデン帯で放送されている“家族団らん”向きのコンテンツだろう。

 

 ただ、なかにはこんな意見もX上では聞かれていた。

 

《ぐるナイで年越しするんだったら笑ってはいけない以前の風物詩を復活させてくれたら良かったのになあ》

 

《ナイナイが大晦日の番組担当するんやったら岡村さんが炎の中に突入するやつの方をやって欲しい》

 

 じつは「笑ってはいけないシリーズ」になる以前の2001年~2005年の大晦日は同じく『ぐるぐるナインティナイン』を中心にした特番が放送されていたのだ。

 

「その際は『ゴチ』がメインの企画ではなく、生放送でそれまで修業を重ねた岡村さんが炎のなかに飛び込んで、無事に帰還することで、明るい新年を祈願するというものだったんです。その内容を覚えている視聴者も多いようですね」(前出・芸能記者)

 

 いまや50代を迎えたナインティナインの2人とあって、無難な企画に落ち着くのは無理はないかも――。

( SmartFLASH )

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