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「アザラシ幼稚園」「8番出口」ってなに?「聞いたことがない流行語」ランキング【1000人に聞いた】
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.11.10 13:20 最終更新日:2024.11.10 13:20
2024年の「新語・流行語大賞」にノミネートされた30の言葉が発表された。
パリ五輪や、今年話題になったドラマ、政治などの時事問題に関連するものなど、幅広いジャンルから選ばれているものの、なかには「こんな言葉、聞いたことがない」と首を傾げたくなるものも……。
そこで本誌はアンケート調査を実施。ノミネートされた30の「新語・流行語」のなかから、もっとも「聞いたことがない」「意味がわからない」言葉は何かを、全国の10代から60代の男女1000人にきいた。1000人のうち「すべての言葉を知っている」と答えたのは27人、わずか2.7%だった。
【関連記事:「どう考えても闇バイト」2024年「流行語大賞」ノミネート発表も異論続出“最有力候補”不在の理由とは?】
では、「聞いたことがない流行語」トップ10をみていこう。
【第10位】インバウン丼:40票
訪日外国人旅行=「インバウンド」と「丼」を合わせた造語。東京・豊洲に2月にオープンした観光施設「千客万来」には、1杯1万円以上の高級海鮮丼が登場し、話題に。
【第9位】トクリュウ:41票
SNSなどを通じて実行役を募る「匿名・流動型犯罪グループ」の略語。一般的には「闇バイト」という言葉が浸透しており、「なぜ『闇バイト』がノミネートされないのか?」という意見も多い。
【第8位】やばい、かっこよすぎる俺:45票
パリパラリンピックの車いすテニスで金メダルを獲得した小田凱人の言葉。パリ五輪・陸上女子やり投げで金メダルの北口榛花の「名言が残せなかった」は11位に。
【第7位】侍タイムスリッパー:50票
侍が幕末から現代にタイムスリップするコメディ映画。自主製作映画で、8月の単館上映から口コミで人気が広がり、全国で上映するまでに。「第2の『カメ止め』」とも言われるが、知名度が高まるのはもう少し先かも。
【第5位】50-50:51票
ドジャース大谷翔平の「50本塁打&50盗塁」。あれほどニュースやワイドショーで騒がれたのに……。51票中39票が男性で、そのうち30票が30代以下。野球に興味がない若い男性が増えているという調査もあるが、本当のようだ。
【第5位】被団協:51票
核廃絶への国際理解を広めたことが評価され、ノーベル平和賞授賞が決まった被爆者団体の全国組織「日本原水爆被害者団体協議会」。「聞いたことがない」という51票中37票(7割以上)が10代・20代。
【第3位】8番出口:55票
地下通路からの脱出を目指すホラーゲーム。2023年11月に発売されると大ヒット、2024年8月には100万ダウンロードを達成した。とはいえ、ゲームに興味がない人には「???」でしょう。
【第3位】猫ミーム:55票
猫を素材にした動画で、TikTokなどのSNSで大流行した。「ミーム(meme)」とは、おもにインターネット上で使われるスラングで、ネットで拡散されたコンテンツやその現象を意味する。「聞いたことがない」のは、50代・60代が約半数。
【第1位】ふてほど:67票
1位は同票。1月から放送され話題となったドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)の略語。67票中、ほぼ半数の33票が10代・20代。あまりテレビを観ないと言われる若い世代。それも当然か。
【第1位】アザラシ幼稚園:67票
オランダにある、負傷・衰弱したアザラシを一時保護する施設。アザラシの様子をライブ配信でみられることがXで拡散し、大人気に。YouTubeのチャンネル登録は43.8万人。
「猫ミーム」「8番出口」など、ネットやゲームでしか耳にしない言葉の一般的な知名度は、それほど高くないということだろう。
( SmartFLASH )