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南果歩が愛する『オペラ座の怪人』Tシャツ「着ると、作品への敬意と若いころの情熱ががよみがえります」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.11.22 06:00 最終更新日:2024.11.22 06:00
2024年夏、「アラフォー女性がロックTシャツを着ること」を “上品でない” と批判する記事がバズった。趣味性の高いTシャツを着ることはNGなのか? 思い入れたっぷりの一枚を着こなす「Tシャツ偏愛有名人」の表情を見れば、答えは明らかだろう。
女優・南果歩の“究極の一枚”は、ミュージカル『オペラ座の怪人』最終公演のときに買ったTシャツだ。
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「いちばん好きなミュージカルが『オペラ座の怪人』なんです。私、ニューヨークでの1988年の初演オリジナルキャストを観ているんですよ。20代のバックパッカーみたいな旅でした。チケットの価格が吊り上がっていて、10倍って言われたんです。それで、ニューヨークに住んでいた友達にお金を借りて、なんとか1枚、手に入れました。
劇場に入った瞬間、観客たちの期待感に圧倒されました。メラメラとした熱気が充満していて、劇場が燃え上がりそうなほど。私の席は前から5列めの中央でした。幕が開いてテーマ曲が流れると、私の目の前をシャンデリアがせり上がっていって――。そのときの感動は忘れられません。
2022年の11月、最終キャスト公演も運よく観られたんです。ヒロイン・クリスティーヌを黒人俳優が演じていて、素晴らしかった。時代の変化も感じられましたね。思わず、もう1回観ちゃったほどです。
そのときに買ったのが、このTシャツ。袖を通すと、35年間もロングランを続けた作品への敬意と、いろいろなものを観たい、と旅を重ねていた若いころの情熱が甦ってきます」
みなみかほ
デビュー40周年。国際的にヒットした配信ドラマ『Pachinko パチンコ』(Apple TV+)などに出演