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【墓碑銘2024】中尾彬さん逝去半年もCM放映で「生きてると錯覚」の声「買取専門店」が明かした今後

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.11.26 15:00 最終更新日:2024.11.26 15:00

【墓碑銘2024】中尾彬さん逝去半年もCM放映で「生きてると錯覚」の声「買取専門店」が明かした今後

亡くなった今もCMの放送が続いている中尾彬さん

 

 トレードマークの「ねじねじ」で親しまれた俳優の中尾彬さんが心不全のため81歳で急逝したのは、2024年5月16日。

 

 映画やドラマにバラエティー番組などで幅広く活躍した中尾さん。亡くなってから半年が経った今でも、その姿をテレビで拝見することができる。妻で女優の池波志乃とはおしどり夫婦として知られ、その池波と俳優の鈴木福と共演している「買取 福ちゃん」のテレビCMに現在も“出演”しているのだ。

 

 

 中尾さんがCM内で発する「福ちゃんだね」の決め台詞が、彼の生前を思い出させてくれる。芸能担当記者はこう話す。

 

「中尾さん夫妻が終活を始めた際、大切にしてきた品々を手放した先が『買取 福ちゃん』だった関係で、2016年から2人でイメージキャラクターを務めてきました。中尾さんの訃報を受け、運営会社の『株式会社REGATE』はCMについて『中尾彬さんの多大なご尽力がありました。所属事務所ならびにご遺族のご了承のもと、今期も継続してイメージキャラクターを務めていただくことなりました』とコメントしていました」

 

 そして、2024年7月からは中尾さん夫妻が出演する「買取 福ちゃん」の新CMの放送が開始された。

 

 これが中尾さんの“最後の映像”になると思われ、あらためてREGATE社は「今作のCMについても、池波さんのご意見もお聞かせいただき、所属事務所とも話し合いを重ね、放送に至りました。中尾彬さんの笑顔と声が、多くの人の心に残り続けますように…」とのコメントを発表した。

 

「かつてダチョウ倶楽部の上島竜兵さん(2022年没)が急逝した際、ガス給湯器販売『キンライサー』のCMに出演していましたが、亡くなった後は放送休止になっています。また、元キャンディーズの “スーちゃん” こと田中好子さんが、2011年にガンで亡くなった際、当時出演していた兵庫県手延素麺協同組合『揖保乃糸』のCM継続を求める声がファンから続出しましたが、かないませんでした。そのため、中尾さんのCMが継続されているのは異例のことです」(前出・芸能記者)

 

 Xでは、急逝から半年経った今でも流れる中尾さんのCMについて驚きの声が上がっている。

 

《亡くなってるのにふくちゃんのCMで見るから生きてると錯覚する》

 

《鈴木福くんと中尾彬さんのふくちゃんのCMやってたけど元気な中尾さんの姿見られてうれしいからできる限り続けてほしいな》

 

《CM出ててびっくりした…亡くなってもCMやってるんだね》

 

 本誌は「買取 福ちゃん」側に、今後の中尾さんが出演するCMの継続について尋ねた。すると、REGATE社の親会社である「レクストホールディングス株式会社」の広報担当者からは次のような回答があった。

 

「中尾彬様には、2016年より『買取 福ちゃん』のイメージキャラクターを務めていただいており、弊社にとってかけがえのない存在です。中尾様への感謝の思いから、関係者各位と協議のうえ、中尾様出演のCMを放送してまいりました。

 

 本CMは7月より放送が開始されたものですが、今期(2025年3月末)は放送を継続する方針です。来期以降については、あらためてグループ全体としてのコミュニケーションを検討しており、現時点での回答は差し控えさせていただきます」

 

 放映は2025年3月末まで継続されるという。その先もまだまだ中尾さんの姿を見られたら嬉しいものだが――。

( SmartFLASH )

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