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中山美穂さんを愛した人、それぞれの“別れのとき”と“言葉”元夫・辻仁成氏は「人生はつづく」、最後の親友は「バイバイ、またね」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.12.15 06:00 最終更新日:2024.12.15 06:00

中山美穂さんを愛した人、それぞれの“別れのとき”と“言葉”元夫・辻仁成氏は「人生はつづく」、最後の親友は「バイバイ、またね」

不慮の事故で亡くなった中山美穂さん

 

 自宅浴室での不慮の事故により、12月6日にこの世を去った、女優で歌手の中山美穂さん(享年54)の家族葬が、12日に営まれた。

 

 葬儀後、妹で女優の中山忍がコメントを発表し、《お別れまでのほんの数日間ではありましたが、子供の頃に戻って枕を並べ、姉の横顔を見つめながら眠りについたこの穏やかなひとときは、私の宝物となりました》と、美穂さんとの思い出を振り返った。

 

 

 また、忍は美穂さんが愛した一人息子についても、こうふれた。

 

《何より姉が幸せを願ってやまない愛する息子と、再会の時間を持たせてあげることができました。手を繋ぎ、そっと寄り添う2人の姿は、とてもとても幸せなものでした》

 

 芸能記者はこう話す。

 

「美穂さんは、2014年に作家でミュージシャンの辻仁成さんと離婚しました。亡くなる直前に20歳を迎えた長男をパリに残し、美穂さんはひとりで日本に帰国。以降、約10年間、長男と会うことができませんでした。

 

 そんな状況でしたが、突然の訃報を受け、長男は日本に駆けつけました。ただ、長男が注目を浴びてしまうのを避けるためにも、家族葬には参列せず、自宅で美穂さんにお別れを告げたそうです」

 

 家族葬がおこなわれた12日には、辻氏が自身のブログを更新。具体的に美穂さんのことにはふれなかったが、元妻に思いを馳せるような内容だった。

 

 イギリス海峡に臨むフランスのノルマンディ地域を訪れたときを回想しながら《空と海の境目のあまりはっきりとしないあたりを眺めているのが落ち着くのだった。いや、正確には、もわもわ、落ち着かないのだけれど》と、不安定な心情をつづっていた。

 

《小説は気が進まないのだけれど、絵は、心を無にしてくれる。空と海の境目は、今日の気分にちょうどいい》

 

《寝ている時に夢を見るような感じで勝手に脳が動いて、隠している感情を表に出そうとしてくることもある。そういう時に絵筆が止まって、しばらく、塗りたくられた油絵の上で、過去とかが、錯そうするのだった》

 

 と、過去に思いを馳せるような内容もあった。そして、最後に《それでも人生はつづく》と締めくくられていた。

 

 また、離婚後の美穂さんの人生を支えた、お笑いトリオ「インスタントジョンソン」のじゃいも、10日にブログを更新した。

 

 じゃいは、美穂さんが“親友”と紹介する形で、2024年9月放送の『アウト×デラックス』(フジテレビ系)にも出演していたことでも知られている。

 

 何度も美穂さんの自宅を訪れていたという、じゃいは《最後の訪問》と題したブログで、

 

《部屋に入ると、中央にあるベッドの上に美穂ちゃんは眠っていた。訃報を聞いてから初めての対面。分かってはいたことだけど、やはり泣いてしまった》

 

《今にも起きてきて「ちょっと、あんたたち何してんの?」と言いそうなくらい、いつもの寝ている姿と変わらない様だった》

 

 と、悲しい対面の様子を振り返った。共通の知人を介して、美穂さんと交流をしていたという、じゃい。その関係性も《夜中に酔っ払いながら「お酒買ってきて」と呼び出されたこともあった》と、かなり親しいものだったようだ。

 

 そして、《「美穂ちゃん、バイバイ、またね」と手を振って部屋を出た》と、別れを告げたことを明かしている。

 

 ともに“親愛の人”をなくした悲しみの大きさは、計り知れない。

( SmartFLASH )

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