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橋本環奈、2025年も“絶好調”の理由を識者が分析 気になる部分を「個性」に変える“物おじしない”力
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.12.24 20:00 最終更新日:2024.12.24 20:01
10月末、「週刊文春」が橋本環奈の“パワハラ疑惑”を報じてから、もうすぐ2カ月――。大みそかには『第75回NHK紅白歌合戦』の司会、その前には同じNHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』で、彼女の活躍が放送される。主演しているNHK連続テレビ小説『おむすび』の視聴率は芳しくないものの、年末に向け、橋本への注目度は高まっている。
「『文春』の記事には、橋本さんによるパワハラが原因で、少なくとも8人のマネジャーが退職したことなどが詳細に記されていました。これに対して橋本さんの所属事務所社長は、『パワハラは事実無根』として『私が発したものであるとすれば、まだ理解できます』と、パワハラと指摘されたのは社長の強い口調だった可能性がある、と説明していました。
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いずれにしても、報道直後は橋本さんにとってマイナスになると思われていました。ところがマイナスどころか、2025年も彼女の活動は絶好調になりそうなんです」(芸能記者)
たしかに、年末に相次いで発表された調査データを見ると、橋本の“盤石さ”がうかがえる。
たとえば、エム・データが12月9日に発表した「2024年 TV-CMタレントランキング」。1月1日から11月30日までの、地上波キー局(東京地区)のテレビCM出演数をランキングしたのだが、1位は24社に起用された俳優の川口春奈、2位は18社の賀来賢人、3位は16社の芦田愛菜、そして4位に、14社の橋本だった。
また、12月10日に公表されたシンクタンク組織「Z総研」による「2024年下半期トレンドランキング」の「流行った俳優」部門では、堂々の1位に輝いている。ちなみに2位は出口夏希、3位は高橋文哉、4位は永野芽郁である。
さらに、2025年4月スタートのテレビ朝日系の連続ドラマで、主演の医師役に起用される可能性があると、12月24日の「東スポWEB」が伝えている。
「橋本さんは、小栗旬さん、菅田将暉さん、ムロツヨシさん、長澤まさみさんなど、先輩俳優からとてもかわいがられています。また、10代後半から20代前半の好感度が高いことも、CMやドラマへの起用の追い風になっています」(ドラマ制作関係者)
そもそも橋本が全国区の人気を得るきっかけとなったのは、2013年のこと。福岡時代の写真がインターネット上で「1000年に一度の美女」「奇跡の一枚」と、話題になった。女性アイドル研究家の北川昌弘氏が語る。
「この写真以降、彼女のような人材が次々とSNSから発掘されていくと思ったのですが、意外と発掘されていません。そういった意味でも、彼女はすごいと思います。当時は、声質がちょっとかすれているのが気になりました。しかし、物おじしない性格と、知名度が上がったことで、それも立派な個性、チャームポイントと受け取られています。
アイドル性の高いビジュアルなので、現代のリアルでシリアスなドラマには向きませんが、コメディを演じるには申し分ないと思います。ドラマ『王様に捧ぐ薬指』(TBS系・2023年)に主演したときは、演出の効果もありましたが、顔が輝いて見えるほどきれいでした。
また、同じ年に『トクメイ!警視庁特別会計係』(フジテレビ系)でも主演を務めましたが、恋愛要素がないプライムタイムのドラマでも、十分に演じられることを証明しました」
アイドル性と演技力を兼ね備えた実力派。2025年も、“橋本無双”状態が続きそうだ。
( SmartFLASH )