エンタメ・アイドル
民放各局が中居正広に聞き取り調査へ、フランス報道で急展開…旧ジャニに続き “外圧” でしか変わらない “情けなさ”
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2025.01.13 15:30 最終更新日:2025.01.13 15:43
1月12日、中居正広問題で揺れる民放各局が、ようやく重い腰を上げ、中居側への聞き取り調査に乗り出すことがわかった。
「中居さんは、2023年6月に芸能関係者の女性との間に発生した『9000万円トラブル』について、1月9日に公式サイトで『お詫び』として謝罪文を発表。しかし、謝罪文といいながら、被害女性側を特に気遣う言葉もなく、示談成立によって問題は解決済みであることを強調。
特に《今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました》といった一文が猛反発をくらい、かえって事態をややこしくさせました。
この騒動では、中居さんに被害女性との会食をセッティングしたとされる人物や、女性から被害の相談を受けたとされるフジテレビ幹部ら、中居さん以外の人物の関与も疑われています。
これだけ騒動が大きくなっているにもかかわらず、現在にいたるまでフジテレビが中居さんへの聞き取り調査をおこなっていなかったことに大きな批判が集まっていました」(芸能記者)
関連記事:【大予想】テレビから消えた芸能人、復帰はいつ? 松本人志は 4/12「大阪万博」開会式か、香川照之は早ければ7月のドラマも
騒動が一向に収束する気配のないなか、1月12日、中居のレギュラー番組を抱える民放テレビ各局が、ついに聞き取り調査に乗り出すことがわかった。その背景にあると見られるのが、フランスのニュース専門テレビ局『BFM TV』や大手新聞『Le Figaro』などがこの件を報じたことだ。
「騒動発覚後、各局は中居さんのレギュラー番組の休止や出演見合わせを公表しましたが、詳細の報道に関しては、民放各局もNHKも及び腰でした。
そうしたなか、8日に『BFM TV』がこの件を大々的に報じたのです。SMAPを『日本とアジア全域で30年間にわたって活躍してきたグループ』として、そのメンバーである中居さんが性的な問題でテレビ番組から降板したと伝えています。
さらに、所属タレントへの長きにわたる性加害で世間を賑わせた『故ジャニー喜多川氏率いる旧ジャニーズ事務所にSMAPが所属していた』ことも伝えているようです。
ジャニー氏の性加害問題が発覚したときも、最初にイギリスのBBCが報じるまで、日本のマスメディアは報道に及び腰で、国民から批判が巻き起こりました。今回も同じように海外メディアが報じたことで、日本のメディアも本腰を入れざるを得なくなったのでしょう」(同)
ここに来て、ようやく聞き取り調査をおこなう「遅すぎる」各局の対応に、X上では、
《旧ジャニーズ創業者(故人)の性加害問題も、海外メディアがきっかけで明るみに出た経緯がある。日本のメディアが何らかの忖度をしていることが見抜かれている以上、なぜ未だにアップデートしないのかと…》
《これでやっと、芸能界・テレビ局各局が本格的に動かないとまずい状況になりましたね》
《ジャニーズも国会まで上がっても揉み消したが、海外報道で解体へ。一つテレビ局が減っても問題なし》
など、厳しい声が複数飛んでいる状況だ。
「旧ジャニーズ問題に続き、“外圧” によってのみ変化する日本の芸能界の情けなさが浮き彫りになった形ですね。とくに、相談を受けていながら、中居さんサイドにトラブルについて確認することすらしなかったフジテレビには、大きな責任があるのではないでしょうか」(芸能ジャーナリスト)
いよいよ、視聴者の目は厳しくなるはずだ。
( SmartFLASH )