エンタメ・アイドル
「ライスが右、カレーは左」フジ番組で講師の「マナー」解説が大炎上「存在しない」と批判殺到
1月21日、フジテレビ系『ぽかぽか』に出演したマナー講師の平林都氏が、「カレーの皿の向きはライスが右、カレーが左なのがマナーです」と発言。聞き慣れない“マナー”にX上では批判が殺到。「失礼クリエイター」という言葉がトレンド入りする事態となった。
「番組内では『知らないとマズイ!? 大人のマナーSP食事編』のコーナーに、マナー講師の平林都氏が登場。平林氏は、配膳のマナーとして『左側には持ち上げるもの』、『右側にはつまむものを置く』が正しい配膳と紹介。そして、カレーの盛り方のマナーを解説したところ、異論が噴出したのです」(芸能記者)
【関連記事:「チコちゃん」炎上のマナー講師・平林都 鬼指導の裏にあった壮絶半生「小4で親戚たらい回し、自殺も考えた」】
平林氏の提唱に対し、X上では批判が殺到した。
《また変なマナーを作り出そうとしてる...》
《カレーの王者ココイチでバイトしていたことがあるけど、ルーは手前が基本やったぞ。一昨日きやがれ!!》
《ならゴーゴーカレーなんてマナー違反どころか血管ブチ切れだぞ?あそこ全部にルーかかってるぞ?》
《カレーの向きなんてどうでもいいな。いい大人が聞いたことがない程度の普及率なんだから、実質存在しないマナーだよ》
B級グルメライターは事態をこう分析する。
「X上では、平林氏の発言への批判とともに、ライス全体にカレーのかかった専門店のカレーや、カレーポットにルーを入れて提供するライスカレーなど、平林氏の言うマナーとは無縁のカレーの画像が大量にアップされています。
特にカレーは国民的な人気メニューであり、多種多様なカレーが庶民的な“B級グルメ”として楽しまれています。こういう気軽な食べ物に対し“マナー”を持ち出すと、反感を買ってしまいがちです。平林さんはあくまで一般論を述べたつもりなのかもしれませんが……」
そもそも“マナー講師”自体への風当りがネットでは強いという。
「マナーの話題は、誰もが気になるものなので、ネット上ではアクセスを狙った真偽不明のマナーが書かれたアフィリエイトブログなどが乱立している状態です。こうした記事は、度々炎上している印象ですね。また、平林さんは“鬼のマナー講師”として、あえて厳しく指導していると思われます。これが“キャラ”だと伝わらず、誤解を招くことがあるのでしょう。ライフスタイルが多様化した今、マナーはごく常識的なものしか存在しえないのかもしれません」(ネットライター)
カレーぐらい好きに食べたい気もするが……。