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85歳の重鎮司会者・森本毅郎が明かした自らの“終活”個人事務所を清算、新会社名に込めた“しゃれっ気”

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記事投稿日:2025.02.02 11:00 最終更新日:2025.02.02 11:25
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
85歳の重鎮司会者・森本毅郎が明かした自らの“終活”個人事務所を清算、新会社名に込めた“しゃれっ気”

「終活」について話した森本毅郎(写真・金谷千治)

 

 1月27日、フリーアナウンサー生島ヒロシの電撃降板を発表したことで、注目を集めたのが「TBSラジオ」だった。

 

「人権方針に背く重大なコンプライアンス違反があったことを確認したため、番組出演の継続が不可能と判断した」として、TBSは同局の朝のワイド番組『生島ヒロシのおはよう定食』と『生島ヒロシのおはよう一直線』からの、生島の降板を決定。28日以降は、彼の名前をなくす形で、両番組とも放送されている。

 

『おはよう一直線』の後の時間に放送されているTBSラジオの番組『森本毅郎・スタンバイ!』の28日放送では、パーソナリティの森本毅郎が、前日に発表された生島の電撃降板に言及した。

 

「実際は、もっと深刻なハラスメントがあったということだと思うんですね」とラジオで話した森本に対して、本誌は1月31日の『スタンバイ!』放送後、取材を申し込んだ。

 

 すると、生島のこれまでの素行について「“イエローカード”が(生島に)出てたんだよ。『もう、これ以上はやめてくださいね。次にそういうことやったら、もう番組、続けられませんよ』っていう警告は、彼に出ていた」と、森本は明かしたのだった。

 

 

「TBSラジオの平日ワイド番組といえば、ひと昔前まで“長寿番組”が並んでいました。しかし、2016年に『大沢悠里のゆうゆうワイド』が土曜日の放送に移行。2019年には『荒川強啓 デイ・キャッチ!』も終了しました。

 

 今回、生島さんが25年以上、パーソナリティを務めた『おはよう定食』と『おはよう一直線』を降板したことで、平日ワイド番組のなかでは、2025年4月で35周年を迎える『森本毅郎・スタンバイ!』が、飛びぬけた長寿番組として残る形になりそうです」(芸能記者)

 

 ただ、森本も御年85歳。降板した生島(74歳)よりも、11歳も年齢だ。

 

「NHKを退職した1984年に、森本さんは個人事務所『森本毅郎事務所』を設立し、フリーアナウンサーとしての活動を始めました。直後からTBSと専属契約を結び、ラジオのみならず『噂の!東京マガジン』など、TBSテレビの番組でも司会を務めてきました。

 

 ですが、じつは森本さんは、2023年秋に森本毅郎事務所の解散をひっそりとおこなっており、2024年春には清算が完了しています。年齢も年齢なので、そろそろ自らの活動にも何らかの“区切り”をつけるのかもしれません」(前出・芸能記者)

 

 この「事務所解散」について森本に尋ねると、このように明かしたのだった。

 

「『森本毅郎事務所』って、フルネームじゃない? いつも自分の名前が出てるのって、うっとうしいんだよね。それがひとつあった。それに、この年でしょ。いよいよ『終活』だな、という意識もけっこうあって、会社の規模を小さくしようかなと。

 

 いっぺん清算して、資本を小さくして、いままでは株式会社でやってましたけど、今度は合同会社にしたんです。本当に身軽な会社にしたんです」

 

 新たな会社の名前にも、森本なりの“おしゃれな思い”がこめられているという。森本が続ける。

 

「いまの会社は『エン』という呼び名にしたんです。みなさんとの“縁”というのもあるけど、もう少しで“エンド”だから、というシャレです。“ご縁”もありますし、お金の“円”もあるし、“エンド”の一歩手前という意味で、名前を変えて……と、それだけのことです」

 

 最後に、人生の正念場を迎える生島への思いを尋ねると、こう話した。

 

「フットワークの軽いやつだったし、僕にはない“商才”もあって、僕とはまったく対照的。だから、僕はとても評価してたんですよ……」

 

 ひと足先に、ブースから姿を消した“後輩”について話す森本は、どこか寂しげな様子だった。

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