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フジテレビアナらのYouTubeチャンネルが3週間更新なし「大変心苦しい」再開は未定と局回答…アナウンス室では“異変”も発生
中居正広の女性トラブル発覚をきっかけに、組織ぐるみの “上納文化”が存在する疑惑が浮上しているフジテレビ。2月1日には、元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏が、堀江貴文氏のYouTubeに出演。「上納文化はある」と言い切ったことで、同局に対する世間の目はさらに厳しさを増している。
「長谷川氏は、堀江氏との対談のなかで『フジの女子アナはキャバ嬢だから』『接待要員として囲っているという脈々とした文化がある』などと語り、フジに“上納”の慣習があると主張。自身も若手アナウンサーだった時代に、先輩アナ2人に場の流れをつくられ、タレントのおすぎからセクハラを受けたことを明かし、X上が騒然としています。その後、暴露動画は『ネタと思って』と弁明していますが、『実際にあったことを話してる』と主張内容は維持しています」(芸能記者)
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そうしたなか、アナウンサーたちの素顔が見られることで人気のあったフジテレビの公式YouTubeチャンネル『フジテレビアナウンサーch.』の更新が、3週間前からパッタリと止まっていることがさまざまな憶測を呼んでいる。
「同チャンネルは、フジテレビのアナウンサーが出演する動画を網羅したポータルチャンネルで、チャンネル登録者数は13万人と、それなりの人気を誇っています。若手から人気アナウンサーまで各々の素顔や番組の裏話、チャンネル独自の企画など、これまでに543本の動画をアップ。毎週火・金と、ときどき土曜日に動画を配信し、多いときは月に10本ほどの動画が公開されていました。推しのアナウンサーがいるファンから好評を得ているチャンネルです。しかし、今年に入ってからは2025年1月10日を最後に、動画の更新が完全に途絶えているのです。
中居騒動をめぐり、被害女性と中居さんを引き合わせたと報じられているフジテレビの幹部社員は、接待に自局や他局の女性アナウンサーを参加させていたといいます。この報道を受け、動画更新を停止する判断をしたのでしょう」(芸能記者)
本誌はフジテレビ広報部に質問状を送り、同チャンネルについて尋ねたところ
「日頃からフジテレビアナウンサーを応援してくださっている皆様には大変心苦しいですが、フジアナch.の配信は当面の間休止いたします。再開については、またご案内します」
との回答だった。
「アナウンサーといえどあくまで社員ですから、現在の状況で矢面に立たせることはできないでしょうね。ただ、中居さんの一連の報道を通じて、多くの人は現場で働くアナウンサーたちのことを応援しているはず。頑張るアナウンサーを幹部や経営陣が利用しているのではないか、というところが問題なわけです」(芸能記者)
一方、フジテレビ関係者は、アナウンス室でもある“異変”が起きているという。
「これまで数十人しか参加していなかった労働組合に、騒動を受けて500人以上の社員が参加したと報じられていますが、じつはアナウンス室のメンバーもかなりの人数が組合に参加したんですよ。要するに経営陣はしっかりアナウンサーを守るべきだということです。
“上納”云々は別としても、これまでアナウンサーらは、社員でありながら動画を撮ったりSNSをやったりとまるでタレント同然の仕事をやらされてきました。『フジテレビアナウンサーch.』も同じです。ただ、彼らはタレントとは違い、一つ一つの仕事にギャラが発生するわけではなく、ほかの社員と同じく月給をもらうだけ。
今回の騒動をきっかけに、アナウンサーの働き方も見直されるかもしれません。そうなると、ファンが触れ合える機会も減ってしまうかもしれませんね」(フジテレビ関係者)
それでも“健全化”するのなら……。