エンタメ・アイドル
ダイタク・吉本大が違法賭博の疑いで事情聴取…過去に語っていた “水原一平” への共感「給料の10倍くらいは余裕」のギャンブル愛
![ダイタク・吉本大が違法賭博の疑いで事情聴取…過去に語っていた “水原一平” への共感「給料の10倍くらいは余裕」のギャンブル愛](https://data.smart-flash.jp/wp-content/uploads/2025/02/06165041/daitaku_1_Y_official.jpg)
写真は、吉本興業の公式サイトより。左側の赤いネクタイが、吉本大だ
2月5日、吉本興業は公式サイトで所属芸人の活動自粛を発表した。活動自粛となったのは「ダイタク」の吉本大と「9番街レトロ」のなかむら★しゅんだと見られ、2人とも番組出演の見合わせが相次いでいる。
吉本興業は、公式サイトでタレントの名前は伏せたまま《弊社所属の一部タレントにつきまして、コンプライアンス違反の疑いがあることが判明したため、現在、外部弁護士等を交え、事実関係を調査中でございます》と発表、《事実関係等が確定するまでの間、一部タレントは活動を自粛することになりました》と報告している。
【関連記事:水原一平氏が手を染めた「違法賭博」の中身、インタビューで「100%していない」と語ったこと】
その後の報道で、活動自粛となったのはダイタク大と9番街なかむらだと判明。2人は違法オンラインカジノで賭博した疑いがあり、任意で事情聴取を受けているという。
「ダイタクは、吉本興業所属の双子コンビ。今回事情を聞かれている兄の大と、弟の拓で、双子あるあるなどをネタにしてきました。
2024年の『M-1グランプリ』にラストイヤーでの決勝進出を果たし、一気に注目されたタイミングだったんですが……。長らく吉本の “劇場番長” として活躍し、東京吉本の兄貴分として後輩からの支持も高い。
ただ、強烈なギャンブル好きで心配の声もあがっていたんです。ABEMAの『チャンスの時間』でも、何度もギャンブル企画に登場していました。公営ギャンブルだけでなく、海外での高設定パチスロなどに血眼になっている姿が放送されています」(芸能記者)
オンラインカジノといえば、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の通訳だった水原一平被告がのめりこみ、大谷の口座から約26億円をだまし取ったことが思い浮かぶ。
そうしたなか、ダイタクの2人が「水原一平への共感」を語っている一本の動画が注目を集めている。
2人は、2024年4月、コンビのYouTubeチャンネル『ダイタクTV』に「ギャンブル&MLB大好き芸人が考える水原一平騒動」と題する動画を公開、そこで後輩芸人のダンビラムーチョと一緒に水原一平被告について語っていた。
動画では、大が「俺たちは(水原の)気持ちが痛いほどわかるよね」と共感を示している。
水原被告のドジャース時代の年俸は、およそ7700万円。違法賭博では、その10倍ほどに及ぶ約6億7500万円もの借金を負ったとされる。この「給料10倍の負け」という概念についても、大にとってはすんなりと想像がつく状況のようだ。
動画のなかで、大は「(給料の)10倍くらいはいけるでしょ」「昔、みんな給料が5~6万円とかのときに、50万借金あるとか100万借金あるとか言ってたでしょ?」と言う。給料10倍の借金は「余裕でいけるよ」と何度も念を押していた。
また、拓からは「こいつ、もう今年給料より負けてるよ」と明かされ、なんでもないことかのように大もその事実を認めていた。
極めつけに、他人の7億円がなくなるという感覚について大は「死をもって生を感じられるっていう、まさにギャンブル依存症の人の感覚だよね。アレほどに脳汁が出る、危機感を感じることってないから」と言い出していた。
ギャンブルによる脳内快楽物質・ドーパミンは、依存症になるほど強烈だと知られている。苦節15年、ようやくM-1決勝までたどり着き、「これから売れる!」というタイミングでも、ギャンブルはやめられなかったのか。
吉本興業はコンプライアンスに厳しく対処する方針で、契約解除もあり得る事態だが、はたして……。