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錦戸亮 “シークレット出演”でヒール役…旧ジャニーズ時代の“二枚目主演俳優”から脱皮し歩む「くせ者キャリア」
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アイドル時代の錦戸亮
2月7日から、阿部寛が主演を務める映画『ショウタイムセブン』が公開されている。
同作に出演するメインキャストの一人が、元「関ジャニ∞(現・SUPER EIGHT)」の錦戸亮だが、その演技が注目を集めている。
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爆弾が仕掛けられたテレビ局を舞台にした同作は、阿部演じる元人気キャスターと犯人の緊迫したやりとりを通じ、命がけの生放送(ショウタイム)を繰り広げる様子を描いている。錦戸が演じるのは“爆弾犯”だ。
「錦戸さん演じる犯人はおもに電話で交渉を進めるため、阿部さんと声のみでのやりとりが多いです。主演の阿部さんや共演者の竜星涼さん、生見愛瑠(ぬくみ・める)さんの出演は発表されていましたが、錦戸さんが出ることは直前まで伏せられ、公開初日に初めて発表されたのです。錦戸さんは感情を抑えながらも、交渉人に無茶な要求を突きつけて追い詰める犯人を演じています」(スポーツ紙記者)
主人公の前に立ちはだかるヒール役を演じる錦戸に関して、Xでは《亮ちゃんの声、演技には存在感がありすぎる!》《犯人の電話の声が感情こもってるのに聞き取りやすすぎて、絶対に別で声優さんがあててると思ってた…》《顔出てる演技パート少なかったのに圧倒的演技力》など、その演技力を評価する声があがっている。
旧ジャニーズ時代、錦戸はNEWS(2011年に脱退)、そして関ジャニ∞のメンバーとして活動したが、2019年に退所。独立後はソロアーティスト、俳優として活動している。近年、錦戸が演じる役柄には特徴があるという。
「クセのあるキャラクターや悪役を演じることが増えました。2023年にNetflixで配信されたドラマ『離婚しようよ』では、仲里依紗さん演じる人妻を言葉巧みに誘惑し、パチンコで生計を立てる“クズ男”を演じ、SNSで話題に。
2024年のドラマ『Re:リベンジ-欲望の果てに-』(フジテレビ系)でも、赤楚衛二さん演じる主人公と敵対し、彼の恋人を奪う医師を演じました。今回も顔が映らないものの、声だけで主人公を追い詰める役に抜擢され、ヒール役でのオファーが増えていることがうかがえます」(前出・芸能記者)
退所から約6年経ち、“くせ者”としてのキャリアを積み重ねてきた錦戸。旧ジャニーズ時代に演じた役とは、異なる一面も見せているようだ。
「2014年の日曜劇場『ごめんね青春!』(TBS系)や2019年のドラマ『トレース〜科捜研の男〜』(フジテレビ系)で主演を務めるなど、ストーリーのメインとなる“二枚目俳優”として、多く起用されていました。
独立後は、主役と敵対しつつも、不思議と見る人の印象に残る役が多いです。錦戸さんは2024年で40歳になり、脇を飾る俳優として評価されています。主演からフェードアウトしても、役者として新たな道を開いたという見方もできますよ」(前出・芸能記者)
錦戸の“ショウタイム”はまだまだ止まらなそうだ。