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川口春奈&松村北斗、共演の『アンサンブル』の“脚本崩壊”に疑問殺到…突拍子もないシーンの連続で同情の声
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川口春奈
2月15日、川口春奈が主演を務めるドラマ『アンサンブル』(日本テレビ系)の第5話が放送された。
1クールの折り返し地点となるが、視聴者からはストーリー展開に対する不満が続出している。
同作は、川口演じる現実主義者の弁護士が、「SixTONES」の松村北斗演じる新人弁護士とさまざまな裁判に取り組むうちに、恋に落ちていく物語。
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「川口さんは『恋愛はコスパ、タイパが悪い』と考える現実主義者、一方の松村さんは愛や真心を信じる理想主義者という設定。正反対の2人が仕事に打ち込み、衝突しながら距離を縮めていきます。川口さんの元カレ役を田中圭さんが務めるなど、豪華なキャストも注目されています」(芸能記者)
第5話では、川口が松村に自分の気持ちを伝え、晴れて交際に至る。物語は盛り上がりへ向け、大きく動き出した。
ところが、X上の評価は散々な内容に……。
《アンサンブルの脚本酷すぎるな…出てるキャストの方達が気の毒だわ…》
《演者はどういう気持ちでやってるん?よくこの脚本に耐えられるな》
《キャストの方たち、納得してるのかなぁ こんな脚本で演技するのも大変だろうな》
特に川口らキャストに同情するような声が集まっている。
前出の芸能記者は「あまりに突拍子もないシーンが多いんです」と指摘する。
「恋愛に興味がないという設定だったはずの川口さん演じる主人公が、第2話から松村さん演じる年下の新人弁護士と、田中さん演じる学生時代の年上の元カレの2人への思いで揺れ動くんです。
主人公が勤めている弁護士事務所に元カレが来て、仕事の関係で2人で一泊二日の出張に行ったり、同じタイミングで川口さんは元カレ、松村さんが元カノ(横田真悠)から“復縁”を持ちかけられたりと……。
主人公を取り巻く“三角関係”を意図しての描写と思われますが、急な展開の連続に戸惑う視聴者がいるのも無理はないでしょう」
弁護士モノと恋愛要素を合わせた新感覚のストーリーも今作の魅力のひとつ。ただ、この設定も視聴者が戸惑う要因になっているようだ。
「第1話と第2話では、主人公が恋愛問題に関する相談を受け、法廷に立つシーンもありましたが、第3話と第4話では裁判の描写はなし。第5話では、事実婚のカップルが財産分与をめぐって揉める事案が描かれましたが、川口さんと松村さんの関係が描かれる合間に裁判シーンが描かれ、結果的にテンポが悪いと感じる人もいたようです」(前出・芸能記者)
川口は2022年のドラマ『silent』(フジテレビ系)が大ヒットし、松村は松たか子の相手役として、2月7日に公開された映画『ファーストキス 1st KISS』に出演。
さらに田中も、2024年のドラマ『わたしの宝物』(フジテレビ系)の演技が話題になるなど、俳優陣は近年の出演作で実力を発揮している。
そのため“脚本崩壊”の様相を見せる『アンサンブル』では豪華キャストへの“かわいそう”という見方が生じる事態になってしまった。
「今作でも、川口さんと松村さんの演技は好評で、本来であれば、この先の2人をめぐる物語への関心が高まっておかしくないはず。実績のある俳優を起用しているだけに、豪華キャストの無駄使いにならないといいのですが……」(前出・芸能記者)
ドラマのタイトルである“アンサンブル”は、音楽で複数の楽器や歌声が調和することを意味する。今後、調和の取れたストーリーは描かれるかーー。