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上方落語家の“大物”桂梅枝が酒気帯び運転で事故・逮捕「趣味はドライブ」の笑えぬオチに呆れ
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桂梅枝
2月26日に北海道警札幌中央署は、酒気帯び運転の疑いで、札幌市豊平区に住む小出良司容疑者を現行犯逮捕した。小出容疑者は四代目桂梅枝(かつらばいし)として、上方落語協会に所属する落語家だ。
所属する吉本興業は同日、梅枝が逮捕されたことを発表し、次のようにコメントした。
《所属タレントに対し、交通法規を含むコンプライアンス研修を実施している中、所属タレントが酒気帯び運転の容疑で逮捕されましたことは誠に遺憾であり、関係者の皆様、ファンの皆様に深くお詫び申し上げます。最終的な処分等については、捜査結果等を踏まえ厳正に判断してまいります》
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社会部記者が言う。
「小出容疑者は、26日午前1時過ぎ、札幌ススキノの路上で駐車場から出た際に、停車していた車に追突する事故を起こしました。通報を受け警察が駆けつけたところ、基準値の2倍以上のアルコールが検出され、現行犯逮捕となりました。『代行業者に電話したが、待っていられなかった』などと話しているようです」
梅枝は1978年に三代目桂小文枝(後の五代目桂文枝)に弟子入りし、1980年代は「桂小つぶ」の名で、『プロポーズ大作戦』(朝日放送)、『ヤングおー!おー!』(毎日放送)、『ノンストップゲーム』(関西テレビ)などのバラエティ番組に出演し、関西ではアイドル的な人気を博した。
芸能記者が言う。
「桂小つぶという呼び名のほうが馴染みがあると思います。1991年に、喘息の子どもの療養のために札幌市に移住。『桂小つぶのつぶよりモーニング』(テレビ北海道)でMCを務め、落語でも道内で高座に上がり、人気を博しました。北海道で上方落語を広めた功労者と言える存在です。北海道で孤軍奮闘する小つぶさんの様子を見た吉本興業は、1994年に札幌吉本を設立し、ここからタカアンドトシなどの人気芸人も巣立っていきました」
梅枝の逮捕に、X上では《マジでか 北海道の芸能界としても衝撃のニュース。桂梅枝さんじゃ桂枝光の頃に北海道移住してメインの番組持ったり落語普及に励んでたんだよな》《桂梅枝容疑者は札幌吉本の立ち上げに関わり、札幌に落語文化を根付かせた功労者が酒気帯び運転をして残念です》《前日に米團治師匠、喬太郎師匠、宮治師匠を招いての披露目の会がありましたが、その打ち上げの帰りでしょうか。せっかくのおめでたい会も台無しです》と、落胆の声があがっている。
吉本興業のタレント紹介欄では、梅枝の趣味の一つに「ドライブ」が挙げられていた。
軽率な行動で大好きな運転ができなくなっては笑えない。