ウッチャン＆ミトちゃんが9年連続トップ「理想の上司」調査に寄せられる「意味ある？」の声…明治安田生命の答えは

 

　明治安田生命保険が、毎年恒例になっている「理想の上司」の2025年調査結果を2月26日に発表した。

 

「この調査は2016年に始まりました。例年、12月から1月にかけて、4月から新社会人になる学生1100人にアンケート調査をします。

 

『バラエティ』『スポーツ』『俳優・歌手』『文化人』の4部門で、『指導力がある』『頼もしい』『面白い』『天才肌』など13の項目をチェック、理想の上司を選んでもらいます。そのなかから最終的に『総合No.1』を決定します」（芸能記者）

 

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　2025年は「親しみやすさ」「優しさ」などから、男性はタレントの内村光良、女性は日本テレビの水卜（みうら）麻美アナウンサーさんが総合トップに選ばれた。どちらも9年連続の1位となる。

 

　この結果に、水卜アナは27日、MCを務めている情報番組『ZIP！』（日本テレビ系）で、俳優の鈴木福から「9年連続おめでとうございます」と祝福されると「すみません。そんな人間ではありません」と恐縮する様子を見せた。ちなみに鈴木は、同時に調査された、現役社会人が選ぶ「理想の新人社員」の2位にランキングされている。

 

　こうしたなか、Xでは《理想の上司ってなんのためのアンケートなのか謎》《もういい加減やめようよ…　《理想の上司》ランキング企画》《その人たちが上司になってともにビジネスやるわけでもないのに意味あるのか》といった、アンケートに対する疑問のポストも散見された。

 

「明治安田生命の調査資料によると、『新社会人は上司にどのような理想を抱いているか』『どういった上司が部下から信頼されるのか』などがわかることから、世代によるコミュニケーションギャップなどを防ぎ、業務をしやすい環境づくりに役立つなどとしています。こういったところがアナウンスされず、順位だけがニュースになるので、誤解されるのでは」（同前）

 

　そこで、明治安田生命保険広報部に「調査の意図」をあらためて聞いた。

 

「（調査は）2004年の明治生命と安田生命の合併を機に、『両社統一で調査できるもの』を検討し、『新入社員の物事の考え方に対する認識の一助になれば』ということで、2003年に新入社員へのアンケートをおこなったことがきっかけです。

 

　調査を継続することで、トレンドの変化がわかると認識しておりますので、現時点では来年度も継続する方向で検討しております」

 

　いまや、調査が新生活を前にした時期の風物詩になっているのは間違いない。