和田アキ子がまたも見せた“時代錯誤”…「BTSメンバーキス騒動」を“擁護”に批判、自身にも“強引キス”の過去

 

　3月2日、和田アキ子の冠情報番組『アッコにおまかせ！』（TBS系）が放送された。司会者として、さまざまなニュースを解説した和田だが、番組内でのある発言が物議を醸している。

 

　この日は、2月28日に閉店した新宿の商業施設「新宿アルタ」や、3月1日に亡くなったフリーアナウンサーのみのもんたさんの話題など、注目を集めた1週間の出来事が取りあげられた。そのなかで、人気K-POPグループ「BTS（防弾少年団）」のJIN（ジン）をめぐる騒動も紹介された。

 

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「2024年6月、兵役期間を終えたジンさんが、ファン1000人を相手にハグをするファンイベントがおこなわれました。その際、ジンさんに強く抱きつき、彼の首元にキスをする日本人女性の動画がSNSで拡散されたのです。ジンさんが嫌がる素振りを見せていたため、当時も批判を集めていました。

 

　2025年2月27日、韓国警察がこの日本人女性を公衆密接場所での強制わいせつ容疑で立件し、出頭を要求したことが現地のメディアで報じられたのです。日本でも、この件が取りあげられ、BTSのファンからも『日本の恥』と、女性の行動に厳しい声があがっています」（スポーツ紙記者）

 

　SNSでも注目を集めた騒動とあって、『アッコにおまかせ！』でも扱われたようだ。和田もこの件に言及したのだが……。

 

「和田さんは、ジンさんにキスをした日本人女性に対して、『絶対、悪気はなかったと思う』と発言したのです。あこがれのアーティストと交流できるイベントとあって、女性が興奮しすぎたことを伝えたかったのでしょう。

 

　ゲスト出演していたお笑いコンビ『囲碁将棋』の根建太一さんも、『（スタッフが）止めなかったのがすごい。そういう空気感もあったんじゃないですか』と、和田さんに同調していました」（芸能記者）

 

　先日の2月9日放送回では、元「SMAP」の中居正広の女性トラブルに社員の関与が取り沙汰されているフジテレビの問題を取り上げた。

 

　その際にも、同社の日枝久取締相談役の進退について「（日枝氏に）辞めたほうがいいとは軽々しく言えない」「今日来ている出演者、なんの関係もないんですよ。この人が辞めるっていうことに」と和田が発言したことで、批判を集めてしまった。

 

　今回も、Xでは和田の“キス騒動”に関する発言に対して、厳しい声が続出。

 

《アッコさん、BTSのキスの件加害者を擁護してたり時代にアップデートできて無さすぎるね》

 

《和田アキ子「悪気がなかった」とか言うけどキスしておいて、悪気なかったで済ませていい訳ないじゃん》

 

《加害者女性を擁護する和田アキ子 完全に時代の流れから置いてかれてるな》

 

《アッコにおまかせ、感覚ズレすぎ》

 

　和田の発言が批判を集めた背景に関して、前出の芸能記者はこう説明する。

 

「行為自体を全面的に肯定したわけではないのですが、問題となった日本人女性を『悪気がなかった』と評したことで、擁護したと受け取られてしまったのでしょう。コンプライアンスに厳しい昨今、一般企業でも、性的な問題はデリケートに扱われます。

 

　今回の件も、女性の行動を問題視する声が多かったです。その点、番組内で女性の行動をあまり批判しなかったため、和田さんをはじめとする出演者が、今回の件を軽視しているように感じた人もいたのだと思われます」

 

　今回、女性から男性への意に沿わない形でのキスが物議を醸した。かねてから、和田と“キス”には深いかかわりがあるという。

 

「和田さんがお酒を飲むと、その場にいた男性の唇を奪う“キス魔”になるという逸話は有名です。いわゆる“アッコファミリー”として、おなじみの出川哲朗さんや勝俣州和さんは、過去のバラエティ番組で、たびたび和田さんに強引にキスされたエピソードを披露していましたからね。

 

　和田さんも、そうした言動を自身のキャラクターと考えていたのか、バラエティ番組の企画でお笑い芸人とノリでキスすることも多かったです。過去の和田さんのキスに対する言動もあり、彼女の認識を“時代錯誤”と感じる人がいたのも無理はないでしょう」（前出・芸能記者）

 

　1985年にスタートした『アッコにおまかせ！』は2025年で放送40年めを迎える。認識をアップデートして、安心して“おまかせ”できる番組になるといいが……。