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千鳥『クセスゴ』終了で「もうひとつの冠番組」に寄せられる不安…“2時間ゴールデン” 毎週放送で懸念される「マンネリ化」

3月2日、大悟とノブによる人気お笑いコンビ「千鳥」のバラエティ番組『千鳥のクセスゴ!』(フジテレビ系、以下『クセスゴ』)の最終回が放送された。番組終了を惜しむ声も多いが、千鳥のもう一つの冠番組に不安がささやかれているようで──。
旬な芸人たちが、ふだんとはひと味違う “クセがスゴいネタ” を披露する同番組は、2020年に『千鳥のクセがスゴいネタGP』として木曜日の夜にレギュラー放送をスタート。その後、2023年4月から現在の番組名になり、放送時間を日曜日の夜7時に移行した。
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「千鳥は2022年から、日曜日の夜8時に同じフジテレビ系で『千鳥の鬼レンチャン』(以下、『鬼レンチャン』)をレギュラー放送していました。『クセスゴ』の曜日変更後は、同番組と『鬼レンチャン』を隔週の2時間スペシャルで放送する形が定着していました」(スポーツ紙記者)
『クセスゴ』の最終回は3時間スペシャルが放送され、有終の美を飾った。長らく、日曜日の夜を盛りあげた千鳥の冠番組が終了することを惜しむ視聴者も少なくない。そんななか、Xでは
《鬼レンチャンの、あのクオリティを毎週2時間でやって、維持できるのか心配です…》
《鬼レンチャンの毎週2時間はちょっといらんかな 胃もたれしそう》
《やっぱ鬼レンチャンは2時間になるのか。とはいえ、毎週2時間なのかな? もしそうなら、尺稼ぎな企画が生まれたりしそうで心配》
など、『鬼レンチャン』の今後を不安視する声が聞こえている。
同番組は挑戦者が特定のテーマにチャレンジし、「より多くのレンチャン(連続成功数)を重ねられるか」をスタジオで予想し、合計数で勝敗を競うゲームバラエティ。
“相方” といえる『クセスゴ』が終わり、『鬼レンチャン』の行方も気になるが……。
「3月2日配信の『現代ビジネス』の記事で、日曜夜8時の放送だった『鬼レンチャン』を2時間に拡大すると報じられています。これまで、フジテレビでは日曜日の夜9時から、中居正広さんのトークバラエティ番組『だれかtoなかい』が放送されていましたが、“女性トラブル” の影響で1月22日に終了が発表されました。
複数のスポーツ紙で、夜10時放送の宮根誠司さんの情報番組『Mr.サンデー』が夜9時からの2時間放送になると伝えられています。つまり、4月以降、毎週日曜の夜は『鬼レンチャン』を夜7時から9時、『Mr.サンデー』を9時から11時まで放送するという見方がされているのです」(芸能記者)
『鬼レンチャン』がゴールデン帯の2時間で固定されれば、“昇格” となるだろう。ただ、企画内容に関して懸念もあるようだ。
「同番組は、2020年に不定期特番で放送した後、レギュラー化した経緯があります。特番時代は、クイズやスポーツなど、さまざまなジャンルの “レンチャン企画” が放送されていた印象です。
ただ、レギュラー化以降は、『サビだけカラオケ』が多いです。同企画は、楽曲のサビ部分の音程を外すことなく10曲連続で歌いきると、賞金100万円を獲得できるという内容で、高い人気を誇ります。
最近は人気のカラオケ企画をおこなうことが非常に増えたため、視聴者から “マンネリ化” を指摘されているのでしょう。
過去には、華原朋美さんや丘みどりさん、キンタローさん、Travis Japanの松田元太さんなど、多種多様なゲストを招いており、定番化しやすかったのかもしれません。しかし、カラオケ企画ばかりになれば、視聴者が離れかねません」(前出・芸能記者)
“レンチャン” の放送には、苦労もありそうだ……。