
2024年8月、女子大生との密会スキャンダルが報じられ、無期限謹慎を発表していたKAT-TUNの中丸雄一。2025年1月3日に活動再開を報告したものの、いまだ地上波への出演をはじめとした、復帰のめどは立っていない。再び彼の姿を見られると期待していたファンの心境にも変化があるようで……。
3月9日、YouTubeチャンネル『よにのちゃんねる』で、中丸の復帰を匂わせる発言をしたのは嵐の二宮和也だ。
「この日の動画では、2025年12月のチャンネル登録者数について、timeleszの菊池風磨、Hey!Say!JUMPの山田涼介ら共演者とともに予想するという内容でした。
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3月9日時点のチャンネル登録者数は475万人。これに対して菊池は、12月には500万の大台に乗せようと呼びかけながら、『名前、忘れちゃいましたけど、もうひとりのメンバーが復活っていう説もありますから』と、中丸の復帰が登録者数が増えるカギだと言及しました。するとニ宮も『(12月なら)さすがにもう、戻ってきてるんじゃない?』と応じました。
また、翌10日には、KAT-TUNの上田竜也がInstagramのストーリーズを更新し、『中丸の匂わせ』というコメントを添えて、写真を投稿しました。そこには顔こそ見えないものの、グレーのスウェットと黒のパンツを身につけた、中丸さんと思しき姿が写っていました。
このように、近しい人たちが中丸さんについて次々と言及するのは、復帰に向けた地ならしといえるでしょう。ファンに対して、中丸さんの存在を匂わせることで、いざ復帰した際の反動を抑える、逆にいえば“タブー化しない”ようにするという意図を感じます」(芸能記者)
だが、現実問題として「復帰は容易ではない」と語るのは、芸能プロ幹部だ。
「彼が出演していた『シューイチ』(日本テレビ系)ですが、2月17日に福田博之社長が中丸の復帰について『可能性はゼロではない』と含みを持たせる発言をしたものの、3月4日におこなわれた改編説明会では、江成真二総合編成センター部長が『復帰の話は進めていない』と明言しています。
同様に、レギュラー番組だった『朝だ!生です旅サラダ』(ABCテレビ制作・テレビ朝日系)についても、1月24日の会見で、ABCテレビの今村俊昭社長が『復帰について何も決まっていない』と発言。『家事ヤロウ!!!』(テレビ朝日系)に関しても不透明な状況が続いています。3月6日におこなわれたテレビ朝日の春の改編説明会で、河野太一総合編成部長は『現時点で決まっていることはない』と述べ、やはり出演を見合わせる姿勢は変わっていないようです」
レギュラー番組からの“追放”に加え、所属していたKAT-TUNも、3月末での解散が決まっている。こうした“八方塞がりの”状況に、ファンからはあきらめの声が聞こえてくる。
《中丸くんに関しては「元気に生きてりゃおっけー」の域に入ってしまった》
《中丸くんが幸せなら良いよ》
《あの感じだと残念ながら中丸くんがよにのに帰ってくるのは無理そう。菊池くんにいじられて笑って返すのもう無理でしょ。いたたまれない》
「俳優の場合、作品や演技力によって評価されるケースがあり、舞台や映画などを通じて復帰することは可能です。観客はおカネを払って見に来る存在なので、“嫌なら見るな”とも言えるわけです。一方で、日々、テレビに露出することが仕事の中心であるタレントの場合、スキャンダルとなれば、視聴者からの厳しい目が向けられがちです。テレビ局としても、不特定多数の視聴者がどれぐらい出演に納得してくれるのか、慎重に考える必要に迫られます。逆にいえば中丸さんとしては、いまなら多くの視聴者が応援してくれる、という状況を作らないといけないわけです。復帰のハードルは高いと思われます」(前出・芸能プロ幹部)
クリーンなイメージのあった中丸。“火遊び”の代償はあまりにも大きい……。