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永野芽衣、芳根京子の悩みを聞いて2人で号泣…『晴れたらいいね』ロケ現場で感じた “深すぎる絆” とは

ドラマ『晴れたらいいね』で共演した永野芽郁(左)と芳根京子(写真・皆川拓哉)
2025年1月より、Prime Videoにて世界配信中のテレビ東京開局60周年特別企画ドラマスペシャル『晴れたらいいね』。3月30日(日)夜9時からの地上波初放送を受け、主演の永野芽郁、共演の芳根京子が登壇するトークイベントが都内でおこなわれた。
原作は、自身も看護師の経験がある藤岡陽子の人気小説『晴れたらいいね』(光文社文庫)。令和の現代に生きる看護師の主人公が、1945年のフィリピンの戦場で働く陸軍看護婦としてタイムスリップするストーリーだ。戦時下の野戦病院という死と隣り合わせの状況で、希望を捨てず必死に生き抜く主人公と仲間たちの姿を描く。
タイムスリップする主人公・高橋紗穂役で主演を務めた永野と、同じく陸軍看護婦・藤原美津役を演じる芳根。この朝ドラヒロインコンビ、意外にも本作が初顔合わせだったという。
芳根と共演した印象を問われた永野は、次のように明かす。
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「(芳根とは)現場で初めてお会いして。お芝居のときもカメラが回っていないときも、ずっと真摯に物事を考えて向き合っている姿を見ていて、やっぱり同世代としてすごく刺激を受けましたし、かっこよくて素敵だなと思いました。
同時に、本当にケタケタ笑うんです! きょんちゃん(芳根)が現場にいるととにかく明るくなる。笑ってくれたら嬉しいと思うし、みんなの雰囲気を明るくムードメーカーのように作ってくれて。そのパワーもまた素敵で、かっこよさとかわいさ、両方お持ちの方です。お会いしてからさらに大好きになりました」
大絶賛されて照れくさそうな芳根も、負けじと永野を褒め称える。
「いや、もう芽郁ちゃんは本当にすごくて。すごくポジティブなパワーも持っているし、でもなんかこう『助けたい』っていう感情にもなるし、はかなくて愛おしくて……。
撮影のときは大変なこともたくさんあったんですけど、その後、芽郁ちゃんと食事に行かせてもらって。私が悩んでて、めいちゃんに相談させてもらったんですけど、私が泣き始めたら、めいちゃんも泣き始めて。『なんで泣くの!』みたいな(笑)。
共感力みたいなものもすごいし、感性がやっぱり優しさのかたまりだなって思うことがいくつもあって、本当に救われました」
撮影の合間、ひとつひとつのシーンについて話しあっていたという永野と芳根。「役柄同様、常にお互いを支えあいながら助けあいながら過ごしていた時間だったと思います」と永野が振り返るように、初共演にして息の合った現場に満足げだった。
トークセッションの後半には、「以心伝心ゲーム」にチャレンジ。親友同士という役柄設定の2人が質問に対するお互いの回答を予想し、一致するかどうか確かめる企画だ。
第1問は外した2人だが、第2問の「現場で一番過酷だったシーンは?」という問いに、永野は「水」、芳根は「海」と回答して、見事に一致。
「撮影時、5~6時間海に入っているシーンがあって、そのときは本当にみんなが心の支えみたいな。『がんばろうね!』って声をかけあいながら……大変だったんです」(芳根)
「海に入るとき水温が低いので、みんなで『キャーッ』と言いながら入ってて。プールの授業が始まったとき、初めて水に入ると、だいたいちょっと寒くてみんなでキャーキャー言うじゃないですか。その感じがあって、またさらにみんなの絆が深まった日でもありました。
現場にサウナカーも来てくれて、『ちょっとでも温まってください』って言って、温めさせてもらうんですけど。そうすると、みんなすごく体中から湯気が立って面白くて。思い出深いシーンになりましたね」(永野)
過酷な撮影がどんなシーンなのか、ドラマを観て確認したい。