
「BLACKPINK」のリサ(写真・ロイター/アフロ)
3月15日、韓国の人気ガールズグループ「BLACKPINK」のLISA(リサ)が、都内で開催したファンイベントに登場した。
タイ出身のリサは、BLACKPINKでメインダンサーとリードラッパーを担当。2025年2月28日にソロ活動でのデビューアルバム『Alter Ego(オルター・エゴ)』をリリースしたばかり。同アルバムは全米トップ・アルバム・セールス・チャート初登場1位を記録するなど、大きな反響を呼んでいる。
イベントでは、初のソロアルバム発売や女優としての活動などについてのトークが繰り広げられたのだが、話題となったのは、リサが見せた大胆すぎるファッションだった。
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「黒の長袖のトップスに、黒のミニスカートのように見える衣装は正面から見ると普通だったのですが、後ろ姿を見るとびっくり。トップスの後ろ側には布地がなく、背中部分がパックリと空き、黒のインナーが丸見えだったんです。
普段からセクシーな衣装を着用しているリサさんにしては落ち着いている格好だ、と当初は思ったのですが、いい意味で裏切られました」(ファッション誌ライター)
ただ、このリサの衣装で多くの日本人は「びんぼっちゃま」を連想したのではないか。実際にXでも《びんぼっちゃまスタイルじゃん…昭和レトロ〜〜》といった声が……。
芸能記者はこう話す。
「びんぼっちゃまとは、小林よしのり氏が1986年から1994年まで『月刊コロコロコミック』(小学館)で連載していたギャグ漫画『おぼっちゃまくん』に登場するキャラクター貧保耐三(びんぼたいぞう)のこと。主人公とは同じ小学校の同級生ですが、もともと上流階級だったが没落し、まともに服も買えないという設定なんです。
そのため、漫画内で登場するびんぼっちゃまは、前半分しか覆われていない服を着ており、いつも背中とお尻が丸出しです。こういうスタイルがたびたびバラエティ番組などでも比喩として取り上げられることも多く、『おぼっちゃまくん』のなかでも人気の高いキャラクターの一人ですね」
まるで、びんぼっちゃまのような大胆な格好で登場したリサだが、その姿には賛否両論の声がXでは巻き起こっている。
《リサ今日の東京でのイベント服普通だと思ったら裏どセクシーで大変》
《セクシーではなく、ハシタナイ。。。》
《テレビで見ましたが、リサっぽくて好き!平成ギャルプラスでかわいい》
《もう少しセンスいい衣装着せて欲しい》
といった具合いに「セクシー」と称賛する声と「下品だ」と感じる声がまさに拮抗している様子だ。
前出の芸能記者が続ける。
「日本でのファンとの交流は大成功だったようですし、彼女はエンターテイナーとしてファンにサプライズ的に喜んでもらおうと思って選んだファッションなのかもしれません。何より、彼女はこれまでにも肌の露出が多い衣装を見事に着こなしていますからね。
2020年からはプライベートでも愛用しているファッションブランド『セリーヌ』や『ブルガリ』、コスメブランドの『M・A・C』などのグローバルアンバサダーを務めるほどのグローバルアイコンとなっている彼女。何を着ても、話題になるでしょう。賛否両論あるのはわかりますが、そんなに目くじらを立てることでもないような気がします」
リサの次なるサプライズ衣装はーー。