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キングコング、解散匂わせも結果は羊頭狗肉…ゆずも炎上した「重大なお知らせ」悪質な “釣り言葉” の愚

キングコング・梶原雄太
3月21日、お笑いコンビ・キングコングが《重要なご報告がございます》と発表するも、最終的な事の顛末に、呆れる声が続出している。
21日、Xで、《キングコングから大切なご報告》と題し、西野亮廣と梶原雄太の連名で文書を発表。
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《本日は、皆様に私たちの今後の活動に関する重要なご報告がございます。これまで長きにわたり、多くの方々に支えられながら活動を続けてまいりましたが、私たち自身、これからの活動について真摯に向き合い、何度も協議を重ねてまいりました》と説明し、《その結果、一つの決断に至りました。突然のご報告となりますことをお許しください》とした。
“決断” の内容については、YouTubeチャンネル「毎週キングコング」の配信日時を当日にずらして発表すると予告。あまりに思わせぶりな文書だったため、発表後、世間では「解散」を予想する声が続出した。
ところが、一連の騒動がネットニュースになった頃、西野は一転してXに《本日の投稿が誤解を招く表現であったことは事実であり、深く反省しております。「解散」や「活動休止」といった事実は一切ございません》と訂正。
そのうえで、《キングコングに関係するメンバーが違法賭博(オンラインカジノ)問題に関与していた事実が判明いたしました》と説明した。
はたして22時に公開されたYouTube動画では、先日、オンラインカジノに関する事情聴取を受けたと報じられた、とろサーモン・久保田かずのぶが登場した。
「俺はやってないし、10分、15分で聴取も終わった。なのにテレビのほうは全部止められている。もう1カ月たちます。本当に助けてください」と熱弁した久保田。今回の一件は、同期である久保田に手を差し伸べようと、キングコングが仕組んだ騒動だったようだ。
だが、炎上商法ともいえるやり方、特に “匂わせ” 要素の強い文書について、Xでは否定的な声も聞こえてくる。
《別にキングコングが解散しようがしまいがどうでもいいが、何故こんな匂わせのような予告をしたのかは疑問》
《キングコングのあの解散を匂わせるような書き方は何かもうオワコンしたYouTuberのそれなんよ。で、結局解散はせず、違う内容と。》
《昨日ニュース見た瞬間に「解散」か?と思った私が負けですが…youtube界隈の「重要なお知らせ」と「緊急」はマジで信用なくすから止めた方がいい》
「重要なお知らせ」「大切なご報告」といった文言は、昨今のSNS界隈でよく使われる。だが、実際の内容を確認すると、“釣りタイトル” といえるものも多い。
「過去には、ゆずも似たような騒動がありました。2018年、人気アーティストであるゆずが、『今後の活動について重要なお知らせがあります』と公式サイトで予告。思わせぶりな文言から、ファンの間で “解散” や “活動休止” が想起され、ちょっとした騒動に発展しました。
ところが、実際には初の弾き語りによるドームツアーを開催するという告知でした。結果的に解散ではなかったのですが、あまりに不安をあおるようなやり方に、不快感をあらわにする声も多かったんです。
一時的に注目は集まるでしょうが、結果的には大きく株を落とす愚かな行為になりかねません」(芸能記者)
YouTuber・カジサックとしては、この思わせぶりで大成功すると思ったのだろうか……。