ダウンタウン「アンバサダー」退任で危惧される「くら寿司」浜田雅功キャンペーン…食のエンタメは実現するのか、広報に聞いた

 

　4月13日の開幕まで残り2週間となった3月31日、ダウンタウンが「2025年大阪・関西万博」のアンバサダーを辞退することがわかった。

 

「吉本興業と日本国際博覧会協会（万博協会）が発表しました。松本人志さんは、女性とのトラブルが週刊文春に報道されると、『（出版社との）裁判に注力したい』として、2024年1月に芸能活動の休止を発表、アンバサダーとしての活動も休止していました。

 

　コンビの出演番組は相方の浜田雅功さんが1人でこなしてきましたが、その浜田さんも体調不良のため、3月10日に一時休養を発表。そのため吉本興業が万博協会にアンバサダー辞退の申し入れをして、協会も了承したということです」（社会部記者）

 

　だが、浜田の万博での仕事はこのアンバサダーだけではない。実は、大阪・関西万博の会場内に店舗を出店する回転寿司チェーン「くら寿司」は、3月26日に浜田が「くら寿司アンバサダー」として登場することを発表している。

 

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　そのため、ファンからは「浜ちゃんは、くら寿司のアンバサダーも辞退するのか？」など、心配の声があがっているのだ。

 

「万博店限定で、タッチパネルに浜田さんの音声が流れる趣向です。同社によると『間もなく商品が届きま～す！』『また来てや～！』などの内容になるそうです。

 

　同店の座席数はくら寿司史上最多となる338席。回転ベルトも史上最長の約135メートルだそうです。

 

　また、万博参加国・地域のメニューも70種類ほど提供されるなど注目されています。浜田さんの声が食のエンターテインメントを盛り上げると期待されていたのですが……」（芸能担当記者）

 

　はたして、浜田の声は聞けなくなるのか。同社広報に聞くと「浜田さまには万博アンバサダーではなく、『くら寿司』のアンバサダーとしてご登場いただいておりますので、（万博店では）浜田さんの『声』をお聴きいただけます。ご安心ください」との回答だった。

 

　大阪万博に関しては、28日時点でタイプAの海外パビリオンのうち、本体部分（外装）の「完了証明」を取得したのは42棟中16棟という惨憺たる進捗状況。内装、展示の工事を終えて「使用許可」を得たのは2棟にとどまっているとも報じられており、不安山積の開幕になりそうだ。

 

　そんななかでも、浜ちゃんの明るい声がせめてもの救いとなるだろうか。