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Snow Man『それスノフレンドパーク』ホッケー企画、“敵役”お笑いコンビに集まる不満“元祖”ホンジャマカならやらない「戦法」とは

『それSnow Manにやらせて下さい』公式Xより
4月4日、9人組アイドルグループ「Snow Man」の冠バラエティ番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系、以下『それスノ』)の3時間スペシャルが放送された。
人気企画『それスノフレンドパーク』で、さまざまなアトラクションがおこなわれたが、恒例の「ハイパーホッケー」で眉をひそめる人がいたようだ。
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同企画は、1992年から2011年まで関口宏が司会(支配人)を務めた人気バラエティ番組『関口宏の東京フレンドパークII』を継承したもの。2024年8月の『それスノ』で、“本家”の支配人である関口と対面して直々に引き継ぎ、今回は3回めの放送となった。
「Snow Manチームと、阿部寛さんや宮澤エマさんらによる4月期の日曜劇場『キャスター』チーム、そしてお笑いコンビ『EXIT』やサンシャイン池崎さんらの“明るすぎる最強芸人”チームの3つが、さまざまなアトラクションに挑戦しました。
巨大な壁に貼りつく『ウォールクラッシュ』を手始めに、シーソーでボールを運ぶ『ネヴァーワイプアウト』など、おなじみの企画に加えて、ポーズの形にくり抜かれた壁を通り抜ける新企画『アジャストポージング』もおこなわれました」(芸能記者)
『東京フレンドパーク』時代から名物となっている、エアホッケーで対決する「ハイパーホッケー」も実施されたが、このゲームはひと際、スタジオをわかせることになった。
「関口さん時代のハイパーホッケーは、石塚英彦さんと恵俊彰さんによる『ホンジャマカ』がゲストの対戦相手を務めていましたが、『それスノ』では覆面をかぶった謎のコンビが“ホッケーマン”に扮して、各チームと対決し、最後に正体が明かされるのが恒例です。
今回は、平子祐希さんと酒井健太さんによるお笑いコンビ『アルコ&ピース』がホッケーマンとなり、キャスターチームと芸人チームに1ポイントも与えず、完全勝利しました。ホンジャマカも不動の強さを誇りましたが、アルコ&ピースも2人に劣らない活躍を見せました」(同前)
平子と酒井のホッケーマンに関して、Xでは《今回の強さホンジャマカに恥じない強さ》《かなり強かったので、今後は毎回なってもらっても良いほど》と、その実力を称賛する声があがった。
ただ一方で、《ハイパーホッケー、一度止めてから打つのなんなん?クソつまらんのやけど?》《ホッケーマン、全然ラリーしないから、かなり腹立っています》など、不満を抱く声も聞こえており、波紋を呼んでいる。
アルコ&ピースのプレーが気になった視聴者も出てきたのには、理由がある。
「2人は、一度パックを止めてから、力強く相手ゴールに打ち込んでポイントを取るスタイルが続きました。パックが何度か場外に飛び出してしまうほどのパワーで、キャスターチームと芸人チームはまったく歯が立たなかったのです。
激しい打ち合いを期待していた視聴者にとっては、2人がほぼ毎回“ラリー止め”をしたため、モヤモヤしたようです。パックを止めてから打つのはルール上、問題ありませんが、ホッケーマンが完封する展開だったこともあり、気になる人もいたのだと思われます」(前出・芸能記者)
元祖「最強ホッケーマン」であるホンジャマカの2人は、守備担当の石塚と攻撃担当の恵が、着ぐるみをつけながらも圧倒的な強さで、多くの出演者を打ち負かしてきた。
「ゲーム中、あまりパックは止めず、ラリーで得点を重ねる戦法が中心でした。また、ホンジャマカはゲストがそれまでのアトラクションであまり成果を出せていないときは、あえて前半にほどよく“手加減”して相手にポイントを取らせ、後半から追い上げていました。“バラエティのノリ”を入れながら、一方的な展開にならないようにしていたんです。
今回、アルコ&ピースは、3チーム中2チームを負かしてしまったため、バラエティのスキルにおいても、先輩との差が際立ってしまったのかもしれません」(同前)
令和になっても、ホンジャマカの“職人芸”を超えるのは難しいようだ。