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「あんた怪しいな?」粗品、“第四者委員会” として関係者にヒアリング…フジテレビは調査報告出ても状況改善しないドロ沼

霜降り明星・粗品
霜降り明星の粗品が、4月7日、YouTubeチャンネルを更新。中居正広氏の女性トラブルによるフジテレビの問題について語った。
最近の話題について持論を展開する企画「1人賛否」で、フジテレビの第三者委員会の報告書が公表された件について、粗品は「フジテレビはよくないし、こんなん最低最悪や。ダメすぎます」と批判。
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フジテレビではレギュラー番組『新しいカギ』に出演しているが、この問題の影響で「もう何本も仕事飛んでます。チャンスも逃してます、何個か。悔しい」と明かした。
そして「俺も『第四者委員会』として、個人でヒアリングしたよ、けっこう」と、個人調査をおこなったことを報告。
「『新しいカギ』に関わってる人に、怪しそうな上司とか、この “B氏” と言われてる人みたいな立ち位置の人とかに『大丈夫ですか?』とか『やってないですよね?』『あんた怪しいな』とか言って、聞いて回ってたんですけど、まぁおそらく大丈夫。『そんなんはないです』『ごく一部です』って言ってたし。信頼してる仲間が『新しいカギ』にはいっぱいいるんで、これからみんなで頑張っていきたいなと思います」
と語っている。
3月31日に公表された第三者委員会の報告書は、元アナウンサーに対する中居氏の行為を「業務の延長線上の性加害」と認定するだけでなく、同局の “体質” や経営実態についても、厳しく断じている。
スポンサー離れによる業績悪化により、フジテレビとフジ・メディア・ホールディングスでは、2月から役員報酬が減額。報告書の厳しい指摘により、さらなる業績悪化に陥ることも見込まれている。
いまこそ改善していく姿をアピールすべき時期なのだが……。
「4月6日放送の『Mr.サンデー』(フジテレビ系)では、自局の問題を取り上げ、6人の識者が生討論をおこないました。しかし、元同局アナウンサーの長野智子氏の『(中居氏に誘われても)嫌だったら行かないと思う』という発言が大炎上。
また、司会の宮根誠司さんの『アナウンサーの方たちすべてがそういうことをやっているというのは違う』という発言も、被害にあった女性アナに問題があったようにも取れると問題視されています」(芸能記者)
この件についてXでは、
《フジテレビの自浄能力はゼロだと証明する酷い番組。被害者置き去りどころか二次加害する始末》
《もう無理だよ、フジテレビ》
など、厳しい意見が並んでいる状況だ。
粗品の個人調査の結果は “シロ” だったかもしれないが、状況改善が見えないドロ沼からの再建は厳しそうだ。