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「わたし違うぞ」元モーニング娘。が“創価学会員”問われ異例の反論「聖教新聞」インタビューが思わぬ波紋

「創価学会」の名誉会長である故・池田大作氏(写真・共同通信)
4月10日付の「聖教新聞」に掲載されたインタビュー記事に、波紋が広がっている。「聖教新聞」は、仏教団体で宗教法人「創価学会」の機関紙だ。
インタビュー記事は、BS-TBSのミニドキュメンタリー番組『あれから10年 これから10年』に関連するもの。この番組は聖教新聞の一社提供番組だ。
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記事に登場したのは、アイドルグループ「モーニング娘。」の元メンバーで、タレントの石田亜佑美。彼女は4月から同番組のMC兼ナレーターを務めている。
芸能記者がこう話す。
「石田さんは宮城県仙台市出身で、東日本大震災直後の2011年9月、14歳のときにモーニング娘。に10期生メンバーとして加入しました。2024年12月にグループとハロー!プロジェクトを卒業するまで、13年以上在籍した人気メンバーです。
『あれから10年 これから10年』は、東日本大震災で被災した若者たちに密着する内容なので、ぴったりの人選だと思います。ただ、特定の宗教の機関紙に登場したとあって、さまざまな憶測を呼んでいるようで……」
10日に掲載されたインタビューでは、仙台市内で震災を経験した石田が当時を振り返りつつ、番組への思いを語る内容だった。
この内容は、石田本人とスタッフが運営する公式Xでも告知。10日に《聖教新聞にて BS-TBS「あれから10年 これから10年」番組への思いを語らせていただきました。》とポストしていた。
「すると、石田さんのポストに《あなたも学会員?ちょっと離れよう》など、創価学会を快く思わない人々からの返信が来てしまったのです。そういった声を多く目にしてしまったのか、石田さんは翌11日、公式Xに《わたし違うぞー》とだけ、投稿しました。具体的に言及していませんが、流れとして『聖教新聞』インタビューによる“憶測”のことを指しているのは明白でした。
ただ、こういう噂が立つときに“スルー”するのが多くの芸能人のパターンでしたから、石田さんの行動は異例のことだったと思います」(前出・芸能記者)
実際、石田のこの“反論”に対して、Xでは《インタビューを受けたからと言って学会員だと決めつけたバカウヨは石田さんに謝れ》《本人の目に届くように推測を事実のように語るのは違うよね》と、ファンからも、インタビュー記事を前提とした、反響の声が多く出ていた。
「石田さんが、番組スポンサーである『聖教新聞』のインタビューに答えることは、芸能人として自然なことです。記事の内容も、創価学会とはまったく関係ない話でした。
ただ最近では、鈴木奈々さんが『聖教新聞』やその公式動画に登場し、学会の会合に参加するなど、信仰を告白していたことが話題になりましたから、同様の形で取材に応じたと勘違いした人もいたのかもしれません」(同前)
石田が、仕事にも故郷にも“しっかりとした意志”を持っていた、ということだろう。