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ダウンタウン浜田不在で番組収録に変化…東野幸治の代打で「オンタイム厳守」から「1時間押し」のゆるーい現場へ

体調不良による一時休養を発表したダウンタウン・浜田雅功
3月10日、体調不良によりダウンタウン・浜田雅功が芸能活動の一時休止を発表した。これを受け、浜田が出演するレギュラー番組は対応に追われ、『ハマダ歌謡祭★オオカミ少年』(TBS系)の代理MCを東野幸治が務めることになった。
4月10日に収録がおこなわれたが、現場の様子を、その場に立ち会った制作会社スタッフが語ってくれた。
「東野さんは、とにかく出演者の “イジり” に力を入れ、話題を探していた印象です。初めての収録現場なので、出演者にどれだけからむか、番組をどれだけ盛り上げればいいかを探っていたのでしょう。
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この番組はベテラン世代と若いルーキー世代に分かれたクイズ対決番組ですが、この日のベテランチームのリーダーだった南海キャンディーズ・山里亮太さんと絡んだときは、より暴走気味な様子を見せ、山里さんの処理能力にまかせて話を振っているような雰囲気でしたね。
とはいえ、はしゃいでいるように見せつつ、共演者一人一人を立たせており、さすがベテランMCといった感じでした」
東野は、浜田不在の席をしっかり埋めた形となったが、これまでの収録とは異なる変化も訪れていたと、前出の制作会社スタッフが語る。
「浜田さんのときは、台本どおりの進行でオンタイムで収録が進むのですが、この日は1時間近く押してしまいました。浜田さんのときは “押してはいけない” という緊張感が現場に漂っていたのですが、東野さんの場合はそれがないためか、どこかゆるい空気が漂っていました。周囲のスタッフさんも肩に力が入っていない感じはしましたね」
浜田は番組収録に時間をかけない主義で知られる。そこにはしっかりとした理由があると指摘するのは放送作家だ。
「浜田さんは、番組収録は “生モノ” であり、現場の空気感を大事にしたいと考えていらっしゃるようです。収録が長くなければ、編集でカットされる前提が生まれ、出演者やスタッフの間に緊張感がなくなってダレてきますからね。
なにより短い収録ならば、みなさんの負担も軽くなります。収録時間が短い番組としては『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)が代表的ですが、代理MCを務めたかまいたちさんや千鳥さんも、浜田さんを意識して収録が長くならないよう気をつけていたようです」
出演者に気を使った結果、初回収録で1時間押してしまった東野。仕方ないとはいえ、浜田からは強烈な “ダメ出し” も受けそうだ。