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宇多田ヒカル、新曲で訴えた「夫婦別姓」に“政治的意図”論争が勃発! 背景で考えられる“2度の離婚”波乱の恋愛遍歴

宇多田ヒカル(写真・共同通信)
5月2日、歌手の宇多田ヒカルが、新曲『Mine or Yours』を配信リリースした。この歌詞をめぐって、SNSで論争が起きているようだ。
日本語で「私かあなたか」という意味の同曲は、大切な相手との違いや、それぞれのアイデンティティを尊重しながら、ともに生きる日常が歌われているのだが……。
「3月から緑茶飲料『綾鷹』のCMソングに起用され、注目を集めていました。歌詞のなかには、令和になっても、夫婦別姓が認められないことに疑問を投げかけるようなフレーズが含まれていたのです。日本では日本人同士が結婚する際、夫か妻どちからの姓に統一しなければならず、選択的夫婦別姓を導入するべきか、たびたび議論されています。
くしくも4月30日、立憲民主党が、選択的夫婦別姓制度に関する法案を提出しました。その2日後、宇多田さんの新曲で『夫婦別姓』に言及されていたため、政治的意図があったのではないかと疑う人もいるようです」(スポーツ紙記者)
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タイムリーな話題とあって、宇多田が歌詞に込めた意図をめぐって、Xでは
《夫婦別姓を歌詞に盛り込むか?アーティストって本当にこんなのばかり》
《宇多田ヒカルという存在が夫婦別姓に関して言及することにより世論をあわよくば動かそう、または宇多田の知り合いに対しての超個人的なアピールにしか思えない》
など、落胆する声が見受けられる。
一方で、
《当の本人は選択的(略)を望んだり 実現させるためにこの曲を作った+リリースした訳じゃないと思うけどな》
《夫婦別姓の単語が出てくるだけで政治の話を持ち出すのは言葉通りにしか解釈できない人なんだなぁって思っちゃう》
といった、問題のフレーズと政治的話題を結びつけることに疑問を抱く声も聞かれており、論争が勃発する事態になっている。
宇多田は2023年でデビュー25周年を迎え、2024年には6年ぶりの全国ツアーを開催するなど、歌手としての活動は好調だ。しかし、恋愛では“波乱”を経験したこともあった。
「2002年、映画監督の紀里谷和明さんと19歳の若さで結婚するも、2007年に離婚。その後、8歳年下のイタリア人バーテンダーと2014年に再婚し、長男を出産しました。しかし、2018年にまたしても離婚していたことが発覚。現在は、生活拠点をロンドンに移し、9歳の息子さんと2人で暮らしています」(前出・芸能記者)
2度の離婚を経験し、シングルマザーとして子育てをしてきた宇多田。少し前に、新たな“パートナー”の存在が取りざたされた。
「2024年10月の『NEWSポストセブン』で、宇多田さんがグラフィックアーティストのYOSHIROTTENさんと親密な関係にあると報じられました。記事によれば、宇多田さんはロンドン、YOSHIROTTENさんは日本で生活しており、お互いを尊重するパートナーのような存在であると伝えられています。
宇多田さんは、2021年のInstagramのライブ配信で、男性や女性といった性別に属していない『ノンバイナリー』であることを公表しており、YOSHIROTTENさんとの関係も“恋人”とひとくくりにできないのかもしれません。こうした宇多田さんの恋愛遍歴もあり、今回の“夫婦別姓”の話題も、大きな注目を集めたのだと思われます」(同前)
新曲に込めた宇多田の思いは果たして──。