
司会の黒柳徹子が各界の著名人、時の人をスタジオに迎えてトークを繰り広げてきた『徹子の部屋』(テレビ朝日系)がスタートしたのは、1976年2月2日のことだった。いまなお続く同番組は、同一司会者によるトーク番組の最多放送回数の世界記録を更新し続けている。2025年2月には、放送50年めに突入。その節目を祝し、5月7日午後7時から『徹子の部屋50年目深掘りSP 第1弾 名優&スター編』が放送された。
放送スタートから50年、放送回数では1万2500回を超えるだけあって、ファンにとっては垂涎の2時間だったに違いない。しかし、2時間のなかで驚きを持って注目を集めたのは、多彩なゲストではなく、司会の黒柳本人だった。
番組スタートから1時間40分が過ぎたあたり、画面には1990年11月に出演した女優の樹木希林が映し出されていた。冒頭、いつものように「みなさまこんにちは。徹子の部屋でございます」と番組スタートのあいさつをしてゲストを紹介する黒柳。だが、衣装はいつもと違っていた。
「ダークパープルのパンツスーツ姿の黒柳さんでしたが、胸元は見た目以上に大胆にカットされていたようで、しかもスーツの下に下着も何もつけておらず、黒柳さんの胸が4分の1ほど画面にバッチリ映ってしまったんです。
これには樹木さんも苦笑い。黒柳が『見えてます?』と聞くと、樹木さんが『いま、乳首が見えました』と説明。それでも、余裕の笑顔を見せていました。当時57歳の黒柳さんの貫禄に、スタジオのマツコ・デラックスさん、鈴木京香さんも笑うしかありませんでした」(芸能記者)
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Xでも、このシーンの樹木さんの “衝撃のツッコミ” と、黒柳の衣装が話題になったようだ。
《1990年放送の樹木希林(当時47歳)がゲストのときの徹子さんの服装ハンパないな》
《普通に触れて「ストレートに聞く」希林さんも、大概 スゴいけどね》
《徹子の乳首見てビビる樹木希林おもろw》
「それにしても、黒柳さんがこの映像の再放送を許したのは驚きましたね……。いくら50周年記念だったとしても、拒否してもおかしくありませんから。まさに懐の深さを感じさせますね」(同)
91歳となっても、世界記録更新とともに、まだまだたくさんの話題を提供してくれそうだ。