エンタメ・アイドル
【独自】元ジャンポケ斉藤、480円のバームクーヘンを700円で“転売”報道…製造元が直撃に語った“意外な真相”

2025年4月、バームクーヘン店を始めた斉藤慎二被告(写真・吉田豊)
《【販売場所変更のお知らせ】今週末に予定しておりました羽生市での販売につきまして、キッチンカーの故障により現地での販売ができなくなってしまいました。急遽別の店舗をお借りして販売を行うこととなりました》
5月8日、自身のXを更新したジャングルポケットの元メンバー、斉藤慎二被告。5月10日、11日に群馬県でバームクーヘンを販売することを告知した。
「斉藤さんは昨年7月、東京・新宿区内に停車していたロケバス内で20代女性に性的暴行を加えた疑いで在宅起訴されました。昨年9月に所属していた吉本興業からマネジメント契約解除を言い渡されて以降、表舞台から姿を消していましたが、今年4月にX上でバームクーヘンを販売することを発表。これまで群馬県や埼玉県でバームクーヘンの販売をしています」(芸能記者)
斉藤の気合の入れようは、はたから見ても相当なものがあった。高崎の店に足を運んだ近隣住民が語る。
【関連記事:元ジャンポケ斉藤、480円のバームクーヘンを700円で “転売” 報道…修行先の洋菓子店オーナーが本誌に語っていた「苦境」とは】
「斉藤さんは、開店の1時間近く前に姿をあらわし、ポスターや幟旗(のぼりばた)、値段表などを貼る作業を汗だくでこなしていました。開店30分前には100人ほどの行列ができていましたが、後方まで歩きながら手を振ったり声をかけたり、ファンサービスも欠かしませんでした。
いざ開店すると、持ちギャグの『はぁ〜い!』を何度も叫び続け、最後には声がかすれていましたよ(笑)。15時すぎに閉店したようですが、13時半ごろには1500個ほど用意されたバームクーヘンがほぼ品切れ状態だったので、並びはしたけど購入できなかった人も多かったんです。元芸能人としての集客力もさることながら、写真やサインにも快く応じる神対応ぶりに感心しました」
新規事業に勤しむ斉藤。再起に向けてこれ以上ない好スタートを切ったように見える一方で、“不穏な報道” も――。
「『週刊女性PRIME』によると、斉藤さんが販売していたバームクーヘンが、群馬県の有名バームクーヘン専門店『GARBA Cafe ガルバカフェ』の商品ではないかと指摘する声があるというのです。そのお店の商品に自身のブランドのロゴシールを貼り、さらに、仕入れ価格を上乗せした高値で “転売” している……と仄めかす記事です。
確かに斉藤さんの商品を確認すると、製造者はその専門店の社名が表示されており、同じ商品なのは間違いないようです。ちなみに、斉藤さんが販売しているバームクーヘン「カットバウム」は税込700円。専門店の公式サイトだと、同じ商品が480円です。ただ、斉藤さんが『自家製』と謳っているわけでもないし、製造元と合意をとったうえで販売していると考えるのが妥当ではないでしょうか」(前出・芸能記者)
本誌は事実を確かめるべく『GARBA Cafe ガルバカフェ 本店』に電話で問い合わせると、担当者が快く回答してくれた。
「確かに斉藤さんのバームクーヘンの製造元はうちになります。ここで作っている生地を提供していますよ。ただ、うちは独自開発した焼き方でバームクーヘンを作っているので、同じものではないんです。斉藤さんがどう焼いているかはわからないですね」
つまり、斉藤は転売ではなく仕入れていたのだ。
斉藤が5月10日にバームクーヘンを販売する予定なのはくしくも、群馬県の『GARBA Cafe ガルバカフェ 本店』。美味しいバームクーヘンをファンは楽しみにしているだろう。