吉沢亮、今度は朝ドラ出演で順調すぎる “泥酔侵入” からの復帰…秀逸な謝罪文で、永野芽郁＆田中圭とついた “圧倒的な差”

 

　5月12日、俳優の吉沢亮が、2025年度後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』に出演することが発表された。

 

『ばけばけ』は、明治時代に日本の英語教育に尽力し、欧米に日本文化を紹介する著作を数多く遺した小泉八雲（パトリック・ラフカディオ・ハーン）の妻・小泉セツをモデルとしたノンフィクション作品。

 

　石あかり演じるヒロインの松野トキと、トミー・バストウ演じるヘブンの夫妻に影響を与える英語教師・錦織友一役を吉沢は演じる。吉沢の朝ドラ出演は、2019年の『なつぞら』以来、2度めとなる。

 

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　吉沢は2025年の新年早々、スキャンダルが報じられていた。

 

　1月6日、報道各社は、吉沢が2024年12月30日の午前10時、泥酔した状態で自宅マンションに帰宅したが、誤って隣室に無断侵入し、110番通報されたなどと報じた。

 

　警察の調べに、吉沢は「トイレをしたくて、勝手に入ってしまったと思います」などと供述。吉沢の所属事務所は「報道のとおり」として、すぐさま謝罪文を発表。隣人に謝罪をしており、すでにマンションからも退去したことを明らかにしていた。

 

「書類送検されたものの、2月3日付で東京地検は、吉沢さんへの不起訴処分を決定しました。しかし、事件の影響は小さくありませんでした。吉沢さんがお酒好きだった縁もあって出演していたアサヒビールの『スーパードライ』のCM出演は、報道翌日に契約解除。

 

　2月14日に公開予定だった主演映画『ババンババンバンバンパイア』の延期も決定しました。本来であれば、2月1日に31歳を迎える吉沢さんを祝福して、ファンクラブ会員限定で誕生日当日に同作の特別試写が開かれる予定でしたが、それらも中止にせざるを得ない状況になったのです」（制作会社関係者）

 

　しかし、その後の “復活” は意外にも早かった。

 

　泥酔事件から3カ月経った3月24日、東京・港区でおこなわれた高級ブランド『ディオール』のポップアップに吉沢は姿を見せていた。事件以前から、同ブランドのアンバサダーを務めていた吉沢は、グレーのセットアップに桜色のインナーという春らしい服装で現われたが、なぜ契約解除にならずスピード復帰できたのか。

 

　芸能ジャーナリストが解説する。

 

「事務所の発表した謝罪文が、秀逸と言えるほど素晴らしい出来だったからでしょう。トラブルが発覚した際に、きちんと全容を説明し、言い訳がましい文言を並べることもなく、謝罪しました。また、被害女性と早期に示談を成立させるなど、誠心誠意、対応したんです。

 

　さすがにお酒関連の仕事がくることはないでしょうが、芸能生活そのものをやめなければならないほどの炎上につながることを避けた印象でしたね。吉沢さんの反省ぶりを、多くの人が真剣なものとして受け止めたことも理由の一つでしょう。

 

　3月29日には、延期されていた映画『ババンババンバンバンパイア』が、7月4日に公開されることが発表されました。かなり早く通常どおりの仕事に戻っていきましたね」

 

　そして、今回の朝ドラへの出演決定。完全復活を感じさせる吉沢だがーー対照的に、“初手” を間違えた芸能人の話題が連日続いている。

 

「不倫疑惑が報じられた永野芽郁さんと田中圭さんです。4月23日に『週刊文春 電子版』で、その内容が掲載されましたが、2人の所属事務所は交際自体を否定しました。しかし、5月7日、同誌に不倫を裏づけるような、2人のLINEメッセージが掲載されてしまったのです。

 

　2人の所属事務所は、またもやメッセージ自体を否定しましたが、さすがに今回の報道を見たファンから、永野さんと田中さんを擁護するような意見は少なくなっています。実際に永野さんが出演している『サンスター』『JCB』といった企業のCMが非公開にされました。

 

　CM降板は免れなかったとしても、最初の報道で潔く報道内容を受け止めていれば、今後の活動に “望み” がつながった可能性もありますが、嘘をついていた、と思われ出しては……。吉沢さんの対応と “雲泥の差” だと言わざるを得ません」（芸能記者）

 

　不倫と事件では、本来、後者のほうが問題視される出来ごとのように思えるが……。