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トム・クルーズはパチンコで大当たり、シュワルツェネッガーは「鳥貴族」満喫…来日ハリウッドスター「豪快」アフター5

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記事投稿日:2025.05.23 06:00 最終更新日:2025.05.23 07:33
出典元: 週刊FLASH 2025年6月3日号
著者: 『FLASH』編集部
トム・クルーズはパチンコで大当たり、シュワルツェネッガーは「鳥貴族」満喫…来日ハリウッドスター「豪快」アフター5

小池百合子とトム・クルーズ

 

 主演映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(5月23日公開)のレッドカーペットイベントのため、トム・クルーズが5月6日に東京都庁・都民広場に降臨。変わらぬ神対応ぶりが話題となった。

 

 これまでも多くのハリウッドスターたちが映画のイベントなどで来日している。そこで彼らへのインタビュー取材などが多い映画コメンテーターでタレントのLiLiCoさん、イベントの司会を務める映画評論家の伊藤さとりさん、ほか映画関係者から、ハリウッドスターたちの “ほっこりエピソード” を聞いた。

 

 

 まずはやはりこの人、トム・クルーズから。「最後のザ・スターだと思います」と話すのはLiLiCoさんだ。

 

「印象に残っているのは、『ミッション:インポッシブル3』(2006年)のときにロサンゼルスで日本のメディアだけの取材日を設けてくれたジャパンプレスデー。

 

 私は番組スタッフと向かいましたが、多くの媒体が参加したので一日がかり。途中で昼食を食べていると、トム本人が小さなラジカセを持ってやって来て、『カニエ・ウェストがアレンジしたテーマ曲が出来上がったからみんなで聴いてほしい』と。

 

 ところが、ラジカセのプレイボタンを押したのに音が出ないのがまたよくて(笑)。その後、音が鳴ってテーマ曲が終わるまで、リズムを取りながら聴いていました。

 

 さらに終了後に、きちんと撮影用のバック紙を敷いて、プロのカメラマンがトムと参加した全員一人ひとりと撮影をしてくれたんです。番組ADも撮影しました。それを紙焼きにしてプレゼントしてくれて。トムは本当に神なんですよ」

 

 彼の優しさを伊藤さんも絶賛。

 

「『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』(2016年)の来日記者会見のときに、『ラスト サムライ』(2003年)で共演した池松壮亮さんを、トムに花束を渡すゲストで呼んでいました。

 

 会見後、あらためてトムが『本当に成長して素晴らしい俳優になったんだね』と池松さんの肩を叩きながら話し、『僕も嬉しく誇らしい』と喜んでいました」

 

 そんなトムにも、こんなお茶目なエピソードがある。

 

「一日に2回ある舞台挨拶の空き時間に、パチンコをやってみたいと。ボディガードをともない劇場から近いパチンコ店に行くと、店内の騒音ときらびやかさに興奮気味に目を輝かせていました。

 

 台に座って手ほどきを受けて打ち始め、最初はなかなか当たりが出ませんでしたが、やがてフィーバーに突入。トムは『壊れたんじゃないか?』と絶叫(笑)。さらに笑えたのは、景品で交換したのが大量の『コアラのマーチ』。劇場でスタッフたちに配るナイスガイぶりでした」(映画関係者)

 

 トムと並んで “ファンサ” が素晴らしいといわれるブラッド・ピット。伊藤さんは彼と真田広之との信頼関係を語る。

 

「『ブレット・トレイン』(2022年)の来日会見で真田さんも凱旋帰国をされて。そのときにブラッド・ピットが真田さんを尊敬の眼差しで『ヒロ』と呼んでいたのが印象的で、何を話すにもニコニコして嬉しそうでした」

 

 LiLiCoさんが「記憶力に驚いた」と話すのは、エディ・レッドメイン。

 

「2013年に、ゴールデングローブ賞のパーティに参加したんですね。ダンスフロアのような場所だったんですが、そこでエディとツーショットを撮ったんです。

 

 その後『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016年)で来日して挨拶をしたときに『前に一緒に写真を撮ったよね?』と聞かれぶっ飛びました(笑)。会ったのはわずか10秒ですよ。このときは『あなたの脳をください』と思いました」

 

 アテンドを担当した映画関係者が驚いたのは、キアヌ・リーブスのトランクの数。

 

「空港に迎えに行くときに『なるべく大きなボックスカーを用意してほしい』とリクエストがあり不思議に思っていたら、空港出口から現われた彼が十数個のトランクを持っていてびっくり。

 

 東京に向かう車の中で『前の滞在でインペリアル(帝国)ホテルのクリーニングに感動したんだ。短い滞在でも精いっぱい仕上げてくれるんだ』と話していて。わずか3日間の滞在なのに大量のクリーニングを出すのですから、よほどのお気に入りなんでしょうね」

 

 ヒュー・ジャックマンが親日家になったのには理由が。

 

「『ウルヴァリン』(2009年)のアジアプロモーションで、中国と韓国ではファンにもみくちゃにされ大変なことに。やっとの思いでホテルに逃げ帰ったら、財布をすられていたんですよ。

 

 その後、来日すると、握手やサインの際も日本人はマナーを守り、外出しても街がきれい。再来日したときは地下鉄にも乗ったそうで、すっかり親日家になったということです」(映画関係者)

 

 オスカー女優のシャーリーズ・セロンは、貴重な天体ショーを楽しんだ。

 

「『スノーホワイト』の来日会見後に、吹き替えを担当した小雪さんが金環日食の話題を振ると、彼女はそのことをご存じなかったんです。『貴重な体験なのでぜひ観たい』とおっしゃったんですが、時差ぼけに悩まされていて、起こしてほしいと頼まれたんです。

 

 翌朝、何度モーニングコールをしても出ないのでドアをノックしに行くと、気になって眠れず、皇居まわりをジョギングされ、朝風呂に浸かっていたとのこと。無事に起きていらっしゃったので安心しました」(配給会社担当者)

 

 妊娠5カ月で来日したニコール・キッドマン(57)が「美しかった」と語るのは伊藤さん。

 

「『ライラの冒険/黄金の羅針盤』(2008年)の会見後のステージ裏で、『日本では妊婦さんに向かって “いいコが生まれますように” とおなかを触るんですが、触ってもいいですか?』と聞いたら『もちろん!』とニコニコしながら触らせてくれました」

 

 11年ぶりに来日したアン・ハサウェイも美しかった。

 

「ブルガリのアンバサダーを務める彼女は、東京・八重洲の『ブルガリ ホテル 東京』のオープニングパーティに出席するために来日。神田の古書店街を散策したようです」(映画関係者)

 

 2022年のアカデミー賞授賞式壇上で “ビンタ事件” を起こしてしまったウィル・スミスも明るく優しい人物だ。LiLiCoさんが語る。

 

「いつも『LiLiCo、元気?』とハグしてくれます。『スーサイド・スクワッド』(2016年)で来日したときは、私が息子のジェイデンくんを小さいころからインタビューしているのを覚えていて『次に会ったときはLiLiCoの背を抜いてるかも』と微笑んでました。

 

 気遣いでいったらザック・エフロン(37)。『王様のブランチ』の生放送に来てくれたんですが、ファンが50人ぐらいTBSのエントランスに来ちゃったんです。ザックがそれを見てSPを呼ぶと、全員をエントランスの中に入れて一人ずつと写真撮影をしたんです。これこそがスターだなと思いました」

 

 最後はシュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガー(77)の居酒屋ネタで。

 

「プロモーションで来日したとき、夕食に焼き鳥を希望されたのですが高級店の予約が取れず、お連れしたのが『鳥貴族』。最初はご機嫌斜めだったのですが、料理の美味しさに感激。もも肉の焼き鳥を何度も注文されてご満悦。

 

 店員が締めの鳥釜飯をすすめると、満腹で食べられず残念そうでした。すると、短い滞在期間中に再来訪。鳥釜飯を堪能したそうです」(映画関係者)

 

 ハリウッドスターも「アフター5」はほっこりする素顔があるのだ。

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