エンタメ・アイドル
【大阪万博】現地限定アイテムが高額転売…非売品ピカチュウは30万円超、記念硬貨は20倍で出品

4月13日の開幕以後、様々な問題が起きつつも来場者を増やしている大阪・関西万博。万博会場限定のコラボグッズなども大人気で、手に入れようと早朝から入場する人も多いようだ。
しかし、それらのレアグッズもあっという間に高額転売されているのが実情だ。
【関連記事:大阪万博「大量の虫」に殺虫スプレーで対抗の場当たり感…壁に張りつきあちこち死骸で予期される「さらなる客足減」】
メルカリのサイトで“万博 2025”などの検索ワードで調べてみると、出るわ出るわ高額転売品の山……。
「万博誘致イベントで使われた、非売記念品のハッピを着たピカチュウぬいぐるみは30万円を超えの値がつけられているものも。20万円台で出品されたものは販売済みですね。5月21日に販売されたジェラート・ピケの『エアリーモコミャクミャク抱き枕』は、6万5000円ほどで出品されて売れています。元の値段は1万2980円です。5倍の値段ですよ」(社会部記者)
また、会場内日本館公式ショップで売られていた杉材のベアブリックは、6万円ほど上乗せされて転売されている。子供服ブランドのファミリアが会場内限定で販売したコラボグッズ6点セットは、会場で買えば計7万4250円だが、ほぼ倍の値段で出品されていた。
記念硬貨に至っては、新聞広告上で強気の値段で販売されている例もあるようだ。
「今回の万博記念硬貨は1万円金貨幣、3種類の1000円銀貨幣と500円貨幣などがあり、新聞広告では500円貨幣2枚で1万円という20倍の価格で販売されています。この500円は、発行枚数が232.8万枚と多いので、希少性はそこまでない。それでも飛びついてしまう人もいるんでしょうかね……。
“万博でしか買えない”という希少性がこれだけの高額転売に繋がっているのでしょうが、開幕から1カ月余りでこの状況とは驚くばかりです」(同前)
万博の開門時の行列は、転売ヤーたちが生み出しているのかもしれない。