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杉田かおる、茅ヶ崎に移住しハーブを栽培「移住者と地元の方が融和」わが街を語る

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記事投稿日:2025.05.24 06:00 最終更新日:2025.05.24 07:33
出典元: 週刊FLASH 2025年6月3日号
著者: 『FLASH』編集部
杉田かおる、茅ヶ崎に移住しハーブを栽培「移住者と地元の方が融和」わが街を語る

2010年に茅ケ崎に移住した杉田かおる

 

 定年が近づくと頭にチラつく「田舎暮らし」――。人も仕事も一極集中する東京を離れた女優たちが、最高の笑顔で魅力を語ってくれた!

 

「私は東京・新宿生まれなんですが、都心に住んでいた期間は少ないんです。都内では杉並や多摩、母の実家の福岡・糸島に移ったり……。母と妹との3人で、遊牧民のように生きてきました(笑)」

 

 杉田かおる(60)が神奈川県茅ヶ崎市に移住したのは2010年ごろ。妹が自然と共存しながら営む農業に興味を持ち、鎌倉で畑を借りたのだ。

 

 

「妹は仕事が忙しすぎて体調を崩し、私は不規則な生活で健康面に不安がありました。アプローチは違いましたが、2人で農業を始めたんです」

 

 2011年に東日本大震災が起こると、杉田は1年ほど福岡に転居して糸島に通い、自然農法を勉強した。現在、妹は米国に渡り、杉田は近くの鵠沼の出身である夫と暮らしながら、友人とハーブなどを育てている。

 

「茅ヶ崎に移り住んだもうひとつの理由は、2018年に看取った母が長く肺を悪くしていたことです。療養にいい場所へという思いがあり、移住したことで少しは長生きしてくれたのではないかと思います。それに私は、人一倍カルマ(業)が多いらしくて(笑)。ここで暮らしながら、いろいろ背負っているものを海に流している感じです。烏帽子岩と江の島、富士山も見えます。海を見ていると落ち着きますね」

 

 茅ヶ崎は移住者が住みやすい街だという。

 

「移住者と地元の方がうまく融和しています。ここに拠点を置いた作家の開高健さん、城山三郎さんの読書会などの活動も盛んで、茅ヶ崎を愛した人たちを、地元の人が愛しているんですよね。街は人が作っていくものだということを実感する、とても優しく、暮らしやすい街です」

 

杉田かおる
東京都出身、1972年デビュー。『パパと呼ばないで』(日本テレビ系)でドラマデビュー。現在は俳優業のほか、母の介護や健康リテラシーに関する講演会もおこなっている。この日は、借りている畑で草刈りの真っ最中

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