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熊谷真実「35万円の家賃が3分の1に!」浜松に移住し「友達100人できました」ボーカル担当のバンドはライブが即完売

2020年に静岡県浜松市に移住した熊谷真実
定年が近づくと頭にチラつく「田舎暮らし」――。人も仕事も一極集中する東京を離れた女優たちが、最高の笑顔で魅力を語ってくれた!
「とにかく、東京を出たかったんです」
熊谷真実が地方への移住を考えたのは、コロナ禍が始まった2020年のことだ。
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「舞台の仕事が2本なくなるなど、金銭的な問題もありましたが、それよりも渋谷のスクランブル交差点から人の姿がなくなった映像を見て、私が生まれ育った街の風景とは思えなかったんです」
埼玉県内で物件を探したが、当時の夫の提案で、彼の出身地である静岡県浜松市に決めた。
「新しい家は、賃貸検索アプリですぐに見つかりました。東京の家賃は35万円でしたけど、ほぼ同じ広さで、浜松だと家賃が3分の1になりました。高台にあって、街が見渡せて公園も近くにあって、庭もあるんです。そこが気に入って、浜松も大好きになったんです」
移住して約5年。舞台やテレビの仕事に加え、畑で野菜を作り、自身の体験を語る講演会を開催し、カフェを間借りしてセレクトショップを展開している。
また、2カ月に1回、総勢8人によるロックバンドのボーカルとしてライブをおこなっている。チケットは即完売する人気ぶりだ。
「ライブハウスのオーナーがメンバーを集めてくれて、私が歌うことになったんです。アン・ルイスさんや、ちあきなおみさんなど、昭和歌謡を歌っています。応援してくれる熱心な“まみらー”が集まってくれるんですよ」
2023年には、8歳年下の会社経営者と結婚。3度めとなるが、「新婚です!」と胸を張る。移住の効果か、妹の松田美由紀からは『高校生の真実に戻ったね』と言われたという。
「無邪気すぎるって(笑)。いまは何をやっていても楽しいから、それでいいんです! デメリットは、東京の舞台を観る機会が減ったくらいかな。移住して、友達100人できました」
熊谷真実
東京都出身、1978年デビュー。浜松市のカフェ「(R)EANDY」(リアンディ)の店舗の一部スペースで、セレクトショップ「Windy Lady」を運営。彼女が選んだ洋服や雑貨などが並ぶ
写真・木村哲夫