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木村拓哉『教場』映画化で“ライバル俳優”の待望新作と対決へ!「フジ問題」のなか注目集める“同じ生みの親”の2作品

『教場』の映画化が発表された木村拓哉
5月26日、木村拓哉の主演ドラマ『教場』(フジテレビ系)シリーズが映画化することが発表された。注目集める劇場版『教場』だが、大物俳優と思わぬ“対決”の気配が漂っているようだ。
『教場』は、木村演じる右眼を失った警察学校の教官が、さまざまな訓練生を厳しくも、愛のある指導で一人前の警察官に育てる姿を描いた物語。
映画化に至るまでは苦難もあった。
「2020年に『教場』、2021年に『教場II』が新春スペシャルで、2023年には月9枠で連続ドラマ『風間公親-教場0-』が放送されました。続編に期待する声も多かったのですが、2023年9月に番組制作上のトラブルが原因で、スペシャルドラマの制作が延期になったことが発覚。
お蔵入りも懸念されましたが、シリーズ4作めが決定した形です。2026年に公開予定ですが、映画のタイトルや出演者は不明で、今後明らかになっていくようです」(スポーツ紙記者)
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スクリーンで木村の人気作が見られることを喜ぶファンも多い。一方で、Xでは
《踊る大捜査線に教場って来年公開される映画豪華すぎな!!!》
《「教場」の劇場版新作に加えて「踊る大捜査線」の新作も公開される予定である2026年…まさかフジテレビの命運が君塚良一脚本の2作に託されるとは思いもしなかったな》
《踊る大捜査線と教場、2つとも2026年公開予定なのか》
など、織田裕二が主演を務める人気シリーズドラマ『踊る大捜査線』(フジテレビ系)の名前をあげる声が見受けられる。
織田が演じる異色の刑事が、さまざまな事件に巻き込まれる様子を描いた同作は、1997年から2012年にかけてドラマや映画が公開された。直近で“再始動”が決まっていたのだ。
「2024年12月に織田さんを主人公にした最新作『踊る大捜査線 N.E.W』が、2026年に公開されることが発表されたのです。2012年の映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』が最終作となっていたので、令和に復活することは大きな注目を集めました。今回、『教場』の公開が決まり、2026年は織田さんの『踊る大捜査線』と木村さんの人気作が同じ年に公開されることになります」(芸能記者)
2作品の公開が決まったことで、主演を務める2人の“対決”と見る向きもあるようだ。
「木村さんと織田さんは、1990年代から2000年代にかけて多くのドラマに出演してきました。特にフジテレビ系の連続ドラマで主演を務め、ヒットにつなげてきた2人なので、昔から何かと比較されることが多く、“最大のライバル”といえるでしょう。
現在、フジテレビは中居正広さんの女性トラブルへの対応をめぐって、スポンサー離れが収まらず、厳しい状況に見舞われています。ある種、フジテレビの苦境にかつて同局のドラマで人気を博した2人が、同じ年に公開される映画で並び立つことになるのです」(前出・芸能記者)
『踊る大捜査線 N.E.W』の出演者や詳細な公開日は、5月28日時点で明かされていない。木村の『教場』と合わせて今後の動向が注視されるが、2人の作品には共通点もあるという。
「『教場』と『踊る大捜査線 N.E.W』の脚本は、いずれも脚本家の君塚良一さんが手がけます。『教場』は厳格な警察学校の教官役を木村さんの“ハマり役”と見る向きも多く、『踊る大捜査線』は言わずと知れた織田さんの代表作です。
フジテレビ問題に揺れるなか、同局の人気作は同じ“生みの親”、そして同じ年の公開と、共通する部分も多いのです。2026年は、2人の作品が大きな注目を集めるのは間違いないでしょう」(前出・芸能記者)
平成を牽引した木村と織田の映画をめぐって、熱い戦いが繰り広げられそうだ。