
会見を開いた園子温氏(写真・梅基展央)
2022年4月、「園子温が女優に迫った卑劣な条件『オレと寝たら映画に出してやる!』」の見出しで『週刊女性』に“性加害”を報じられた映画監督の園子温氏が、5月27日に「日本外国特派員協会」で記者会見、疑惑について反論した。
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「園監督は、2022年5月に発行元の『主婦と生活社』を提訴しましたが、2024年2月に和解が成立しました。
この裁判と並行して、Twitter(現X)への書き込みで名誉を傷つけられたとして、俳優の松崎悠希氏に対しても1100万円の損害賠償請求を起こしました。こちらは2025年5月16日に名誉棄損を一部認める判決が出され、投稿の削除と22万円の支払いを命じられています。
しかし判決では『複数の女優に対して性的行為を要求するメッセージを送信した』『性的な関係を有した女優を映画に出演させた』と指摘されていました。つまり、性的行為を要求した事実を認定されていたのです。
園監督はこの判決文を『裁判は主文が大事。本文は主文にあり指摘の箇所は後書き、感想みたいなところ』と言い、『誓って言いますが、自分の監督としてのポジションを利用して付き合ったとかそういうことはありません』と完全否定していました。控訴を検討しているそうです」(芸能担当記者)
園氏は和解について「一刻も早く裁判を終えて、監督業に戻りたいと願っていた」と語ったが、一方で「記事は削除されても世間の疑いは晴れていない」として記者会見を開いたという。だが、その場で語った園氏の言い分には、SNSでもツッコミが殺到してしまう事態となってしまった。
「そうしたなか、会見会場に入ってきた園氏が一瞬、誰だかわからなかった報道陣も多かったのです。頬はややこけて、いつもは帽子を被ることが多くて目立たなかったのですが、ヘアスタイルもボサボサっぽい印象でした。そして濃い口髭。
また、全体的に頬の輪郭がたるんだような印象もあります。長く表舞台に姿を見せていなかった“隠居生活”のせいか、かつてのイメージとは異なる園氏の様子に驚いた人も多かったようです」(社会部記者)
監督業への復帰に意気込んでいた園監督。これからの動きは果たしてーー。