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園子温氏“性加害反論”で「人気女優」の“告発”に再注目…有名映画監督への怒りをぶちまけた衝撃的「一文」

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記事投稿日:2025.05.29 15:30 最終更新日:2025.05.29 17:02
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
園子温氏“性加害反論”で「人気女優」の“告発”に再注目…有名映画監督への怒りをぶちまけた衝撃的「一文」

会見を開いた園子温氏(写真・梅基展央)

 

 5月27日、映画監督園子温氏が日本外国特派員協会で会見を開いた。園氏は会見を開いた理由について「もう一度映画を撮れるようになりたい、という一念でやっています」と語った。

 

 2022年4月に「週刊女性」に性加害疑惑を報じられた園氏は、発行元である「主婦と生活社」に対して、名誉を棄損されたとして損害賠償を求める訴訟を起こしていた。

 

 この裁判は「週刊女性」のウェブサイト「週刊女性PRIME」に掲載された記事を削除することを条件に和解し、2024年1月に園氏が自身の製作プロダクションの公式サイトで和解したことを報告していた。

 

 また園氏は、2022年に俳優の松崎悠希が、自身のXで《園氏がワークショップで知り合った女優に性的行為を要求した》という旨を投稿したことに対しても、名誉棄損にあたると損害賠償を求め、提訴していた。

 

 

 スポーツ紙記者が言う。

 

「園氏は『週刊女性』との和解に応じた理由について、裁判を早く終えて、監督業に戻りたいと願っていたと明かしていました。もうひとつの松崎氏との裁判については、5月16日、東京地裁は名誉棄損の一部を認め、松崎氏に対して投稿の削除と要求額の2%にあたる22万円の賠償金を命じました。また、東京地裁は、園氏が複数の女性に対して性的行為を要求する文面のメッセージを送信したこと、性的な関係を有した女優を映画に出演させていたことは真実と認定しました。

 

 会見でこの認定を受け入れるのかを聞かれた園氏は『裁判は主文が大事で、本文は主文にしかなくて、今言っているのは、あとがき感想文みたいなところ』と言い逃れをしていました」

 

 一方の松崎氏は、判決が出た5月16日に自身のXを更新し、

 

《ツイートの公共性及び公益性は認める》

 

《園子温による千葉美裸さんへの性加害は事実と認定》

 

《園が俳優を目指す新人女優に肉体関係を持ちかけ、映画に出演させていたのは事実と認定》

 

 など、2022年12月に急逝した女優の千葉美裸さんへの行為などを認定した裁判の判決文の要約を公開している。

 

 園氏の会見をきっかけに今、過去に人気女優がつづっていたある“告発”が再注目されている。Xでは、《名文》《読んでほしい》などというポストが多数投稿されているのだ。

 

 その告発文とは、映画監督の榊英雄氏や俳優の木下ほうか、そして園氏などの性加害疑惑が続々と報じられていた2022年4月に、バラエティ番組などでも活躍する人気女優の鈴木砂羽が投稿サイト「note」につづったものだ。

 

 鈴木は「無性に書きたくなって。」と題し、十数年前に「有名監督」と会食した当時のことを振り返った。

 

 次回作でその監督から主演の打診があり、事前に試写会で監督の作品を鑑賞したが、鈴木が監督の思っていたような感想を語らなかったことで、機嫌が悪くなったという。

 

 次第に鈴木自身や過去の出演作品について、《「あんなテレビの延長映画みたいな作品に出てイイ気になってる」「○○監督はクソだ、あんな作品に出てるお前もクソ」》などと罵倒し始めた。

 

 さらに、監督は過去に交際していた女優の名前を出し、売れたのは自分の功績だと語り出す。そんななか、鈴木の携帯にかかってきた電話に出ると、監督が激怒。「二度と顔を見せるな」と吐き捨てられたという。

 

 鈴木は、《自分の身は自分で守るしかない。そして自分の感覚は間違ってはいないと信じる事、今のところできる事はこれしかないと言い聞かせた》と振り返った。

 

 そして、その有名映画監督について太字で《「この男はただただ女を消費するんだ」》と怒りをぶちまけていた。

 

 この鈴木の映画界の理不尽に対する怒りを受け、インターネットユーザーの間では急速に共感が広がっている。

 

 Xでは《対象となる監督は明示されないけれど ここまで屑が存在する邦画映画界の貧困ぶりに呆れる》《noteを読んだ。鈴木砂羽ってイメージ通りの人なんだ。かっこいいね》《鈴木砂羽って、媚びがなくてカッケーなと思ってた。やっぱカッケー人だった》と、彼女を支持する声が続出している。

 

 また、鈴木本人のXアカウントもこの投稿を取り上げたポストに対して、《あざます!!!》と返信する姿を見せている。

 

 性加害問題へのクローズアップから3年。業界の認識はアップデートされているのかーー。

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