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嵐「ファンクラブ入会」再開もライブチケット申し込み不可に賛否…継続会員“優遇”に透ける一部の“悪意”

2026年春の解散コンサートを発表した「嵐」
6月2日、嵐のファンクラブの新規入会が再開されたことが発表された。しかし、今回の新規入会の特典に、賛否が巻き起こっている。
「嵐は5月6日、ファンクラブサイトでメンバー5人がそろった動画を公開しました。2026年春に開催予定のコンサートツアーをもって、グループとしての活動を終了することを明かし、同時にファンクラブの新規受付を一時停止することも明かしていましたが、そこから約1カ月が経ち、ようやく新規入会の再開となったわけです。しかし、入会特典にこれまでとは違う動きがあったんです」(芸能プロ関係者)
この日、公式サイトには「嵐ファンクラブ新規入会受付再開についてお知らせ」と題する詳細が更新された。入会の特典には、これまで同様に「会員証」「会報」「会員限定動画」など、7つの特典が上がっていたのだが、最後には「公演のチケット申込、バースデーカードはございませんのでご了承ください」と、ライブチケットの申し込みは除外されることが記されていたのだ。
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ファンが待ち望んでいたファンクラブ新規入会。しかし、いままでになかった措置に、驚く声が多数あがり、賛否が巻き起こっている。
《嵐の決めたこの方針、私は好き》
《さすが嵐過ぎるな》
《当たり前だよな。むしろ残っててくれたオタク達のためのライブ》
ファンクラブの入会をこれまで継続してきた会員を優先する姿勢に、称賛があがる一方で、
《結構シビアな展開だよね.......》
《ツアー参加出来ないなら新規入会するメリットって何?》
《FC入ってないファンはファンじゃないって言われてるみたい》
と、最後のライブへの参加権を手に入れることができない“新規ファン”への対応に、落胆の声も集まった。
「嵐はこれまで約4年半、活動を休止していました。その間、年会費4000円を払い続けることに複雑な思いを抱え、途中で退会したファンも多いはず。解散ツアーのチケットについては、現役のファンクラブメンバーが優先されることは発表されていましたが、かなり厳しい措置といえそうです」
すでにファンクラブを退会してしまったファンでも、“有終の美”をこの目で見たいという思いは決して弱くはないはず。芸能プロ関係者は、嵐の決断の背景をこう分析する。
「嵐としては、決して既存のメンバーだけを優遇し、退会してしまった人たちを下に見ているということでないでしょう。ただ、限られた座席のチケット争奪戦は想像を絶する倍率になるのは間違いありません。
もしもいま、ファンクラブメンバーにチケット申し込みの特典をつけてしまうと、転売目的など、悪意を持った新規入会者が大量に入ってくることは、簡単に予想できます。いままで会員でいてくれたファンへの感謝の気持ちとともに、こうしたリスクを回避するために、仕方なく今回のような措置がとられたのではないでしょうか」
すべての嵐ファンが笑顔で活動終了を見届けたいものだ。