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こっちのけんと、母親が語った教育エピソードが物議…幼少期の “兄弟比較” 告白で寄せられた心配

こっちのけんと
6月4日、バラエティ番組『人生が変わる1分間の深イイ話 2025夏スペシャル』(日本テレビ系)が放送された。アーティスト・こっちのけんとの母親が出演し、息子とのエピソードを披露したが、その内容が物議を醸している。
さまざまな家族や企業などに密着する同番組は、「本当に幸せなのか?」を検証するVTRを流し、スタジオのパネラーが「深イイ話」と感じたらレバーを前に倒し、感じなければスイッチを手前に倒して「う~ん」の判定をするもの。2022年にレギュラー放送は終了したが、この日はスペシャルが放送された。
「今回の放送では『強い女性は本当に幸せなのか?』をテーマに、こっちのけんとさんの母・菅生好美(よしみ)さんや中村獅童さんの妻・沙織さん、ロサンゼルス・エンゼルス・菊池雄星さんの妻の瑠美さんらに密着しました。
とくに、好美さんは、長男が俳優の菅田将暉さん、次男・けんとさん、三男も2024年のNHK連続テレビ小説『おむすび』に出演した俳優・菅生新樹さんと、3兄弟全員が芸能界で活躍しており、子育ての講演会もおこなっているため、注目を集めたようです」(スポーツ紙記者)
番組では、母親の口から次男・けんとの過去が明かされることになった。けんとは2024年に配信した楽曲『はいよろこんで』で大ブレイクを果たし、大みそかの『第75回NHK紅白歌合戦』に初出場して知名度を上げた。好美さんは、いまや人気アーティストとなった次男の幼少期について語った。
芸能記者がこう話す。
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「幼いころ、活発な性格の将暉さんと新樹さんに対し、けんとさんは室内で過ごすことが多かったそうです。ただ、好美さんは『どうして走り回って遊ばないんだろう?』と、つい兄弟を比べてしまい、次第にけんとさんと距離ができてしまった時期があったと告白。
小学校の保護者による懇談会で、母親同士で子どもたちのいいところを褒め合う場面があったそうですが、『けんとのいいところが、何ひとつ思い浮かばない自分がいた。情けなくて泣いてしまった』と、振り返っていました。
親子関係を修復するため、けんとさんが中学校に入ってから3年間、毎日、息子さんの弁当に手紙を入れてコミュニケーションを取り、理解を深めていったそうです」
“親子不和” を克服したエピソードに関して、スタジオでは満場一致の「深イイ」を獲得した。
ただ、Xでは好美さんの子育てについて、疑問を抱く声もあがっている。番組内で、けんとが2019年に自宅で倒れ、病院で双極性障害と診断されたことが明かされた。そのため、
《こっちのけんとさんとか双極なのにちゃんと成功してて本当に昨日の深イイ話とか泣くしかなかった》
との声もあるが、一方で、
《え、いい話なの?これ。次男辛すぎない?結果オーライになっただけだよね?》
など、批判的な声も多い。どうやら、けんとの幼少期のエピソードが腑に落ちない視聴者もいたようだ。
「けんとさんは、過去のバラエティ番組で、何かとお兄さんの将暉さんと比較され、思い悩む時期があったことを明かしています。今回、好美さんが兄弟を比べたエピソードを話したことで、“兄弟比較” が強すぎたのではないかと受け取る人もいたのだと思われます。
また、けんとさんが倒れた際、父親の還暦パーティーで歌を披露する予定だったそうで、前日まで人前に出るのを恐れて泣いていたことが明かされました。
いざ人前に立ったところ、けんとさんは笑顔を浮かべて吹っ切れた様子だったそうですが、体調が万全でない状態でパーティーに参加させたことに違和感を覚える人もいたようです」(同)
けんとは、3月にトークバラエティ番組『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演した際、幼少期の思い出を語っていた。このときも、けんとの両親の教育が注目を集めた。
「毎日、食事中はテレビを切り、“今日よかったことを3つ言う” というルールがあったことを告白。また、勉強机に『アホに自由はない』と書かれた紙が置かれていたことも明かされました。
けんとさんは懐かしそうに当時のことを振り返っていましたが、SNSでは、親の期待に応えようと、彼がプレッシャーに感じていたのではないかと心配する声も見られました」(同)
今回、好美さんは初めてテレビの密着を受けた。現在も、毎日のように3人の子どもたちとLINEで連絡を取り合っており、家族関係は良好なようだ。ただ、番組では気になることも……。
「けんとさんを中心に、子育てエピソードが紹介されましたが、長男である将暉さんの名前は出ず、映像も流れませんでした。俳優として知名度の高い将暉さんの映像やメッセージがなかったため、Xでは《事務所NGなのかな?》と、心配する声も見受けられます」(前出・芸能記者)
いずれにしても、母親のテレビ出演を息子たちは “よろこんで” いるはずだ。