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藤島ジュリー景子氏、「告白本」発売で嵐ラストイヤーへの “水差し” に不満続出…グループの “空中分解危機” 招いた過去

藤島ジュリー景子氏
6月10日、SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)の代表取締役の藤島ジュリー景子氏が、半生を語った書籍『ラストインタビュー 藤島ジュリー景子との47時間』(新潮社)を発売することが発表された。本のなかでは、嵐について言及されているが、複雑な心境のファンもいるようだ。
注目を集める書籍は、小説『イノセント・デイズ』などで知られる作家の早見和真氏がジュリー氏にインタビューした内容をまとめたもの。
「ジュリー氏の生い立ちから事務所の創業者・ジャニー喜多川氏による性加害問題、2016年末に解散したSMAP、嵐などについて、300ページ以上にわたって告白するようです。
7月18日に発売されますが、新潮社の公式サイトでは、本文冒頭の約50ページが公開。嵐を手がけたことで知られるジュリー氏ですが、櫻井翔さんなど嵐メンバーとの関係にも言及しており、注目を集めています」(スポーツ紙記者)
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公開された本文はSNSでも拡散されており、Xでは歓迎する嵐ファンも多い。
《この本ちゃんと読みたい!嵐さんを育ててくれたのはジュリーさんなのは絶対に変わらないから》
《ジュリーさんのインタビュー、嵐ファンまじで全員読むべき》
一方で、
《ジュリーが本出すとか勝手にやれだけど、一行も読まないから。いつまでも嵐との繋がり強調すんな》
《穏やかに嵐のラストを見守りたい気持ちをめちゃくちゃにするジュリー》
といった不満の声も見受けられる。2020年末にグループでの活動を休止した嵐は、大きな決断に踏み切ったばかりだ。
「5月6日、嵐は2026年春におこなわれるツアーをもって、活動終了することを発表しました。休止から4年半経って、グループとして区切りをつけることが明かされ、ショックを受けるファンも多かったです。
ただ、発表から1カ月経ち、ラストツアーまで5人を見守っていこうと気持ちを切り替えていたと思われます。そんななか、嵐の育ての親ともいえるジュリー氏が、嵐について言及することに困惑する人もいるのでしょう」(芸能記者)
ジュリー氏は、2019年に叔父で旧ジャニーズ事務所の社長だったジャニー喜多川氏が亡くなり、2代目社長に就任。しかし、2023年にジャニー氏の生前の性加害問題が明らかになり、同年9月に同事務所の社長を引責辞任した。現在は、被害者への補償業務に関する「SMILE-UP.」の代表取締役を務めている。
事務所の問題が発覚後、嵐も混乱に見舞われることになった。
「2023年9月の記者会見で、ジュリー氏は、ジャニー氏の性加害問題に関する報道は把握していたものの、『親族であっても物申せなかった』と謝罪しました。しかし、長年、問題を放置してきたことが厳しい批判を集め、一時期、旧ジャニーズタレントを起用していた企業が相次いでCMを中止するなど、タレントの仕事にも影響が生じました。
その後、タレントのマネージメント業務はSTARTO ENTERTAINMENTが担うことになりましたが、2023年10月に二宮和也さんが、2024年5月に松本潤さんが退所し、嵐がバラバラになり、空中分解することも懸念されました。
性加害問題への対応で批判を集めたジュリー氏が、ようやく混乱が落ち着いたタイミングで、告白本を出すことで、嵐の “ラストイヤー” に水を差すことを懸念するファンもいたのだと思われます」(前出・芸能記者)
嵐は2025年でCDデビュー26年めを迎える。26年の歴史にピリオドを打つ5人に、ジュリー氏は何を思うのか。