エンタメ・アイドル
「転売ヤーの皆様、ありがとうございました」人気YouTuberがSwitch 2購入を報告 著名人たちの逆張り“転売擁護”が大炎上

“転売ヤー”を擁護した堀江貴文氏
6月5日に発売されたものの、あまりの人気ぶりに買えない人が続出している任天堂の新型ゲーム機「Nintendo Switch 2」。X上では、量販店での抽選販売に外れた人たちの嘆きの声があふれているが、その一方で、“転売ヤー”たちが利益を求めて定価以上で売るケースが相次いでいる。
定価が4万9980円(税込)であるところ、『メルカリ』などの大手フリマサイトでは、7万円近い価格で「Switch 2」が続々出品されているのだ。
【関連記事:ヒカルと「0日婚」した伝説のキャバ嬢、夫婦動画で見せた「表情」に心配相次ぐ…結婚は破局直後で「勢いだった」発言】
しかしそんななか、
《私は急いでSwitch2は欲しくはない人間ですが、どうしても欲しい時に転売ヤーからでも多少高くても買いたいと思っている派です》
とXにポストし、批判を浴びたのが実業家の堀江貴文氏だ。堀江氏は、
《そもそもメーカーが小売価格を決めるのは独占禁止法違反なんだよね。なのであくまでも『メーカー希望小売価格』でしかない。なので転売ヤーも位置付け的には卸や小売と同じなんだし、そもそも小売業者のカテゴリに入るよね》
とも主張した。
「転売ヤーを批判をする人たちに《世の中の道理を知らず、間違った認識で感情論に走っている》と釘を刺したうえで、《なので転売ヤー批判とかまじでやめて欲しいんですよね。感情論で邪魔すんなって感じです。ちなみにゲーム機本体の転売は合法です》と主張しました。
こうした堀江氏の意見に、X上で《感情論じゃない ただの邪魔者だって言ってんの》など、一般ユーザーからの批判が殺到していました」(スポーツ紙記者)
過熱する“転売論争”のさなか、今度は人気YouTuberのラファエルが「Switch 2」を転売ヤーから購入したことを告白。こちらにも批判の声が殺到している。
「ラファエル氏は6月9日にYouTubeを更新。最速でSwitch 2を視聴者にプレゼントするとしたものの、なかなか手に入らなかったため、『今回は正直、転売みたいな形で購入させていただきました。転売ヤーの皆様、ありがとうございました』と報告。『転売されてるところから10台とか買っちゃうと、それはそれで炎上案件だと思ったし、ますます買えない方が多くなるんで』と説明、今回は1台のみの購入に留めたと報告しました」(同前)
ラファエルに対して、YouTubeのコメント欄には、批判が殺到。《そもそも法を犯してるわけでも無い》と、Xで開き直ったものの、批判の声は止んでいない。
悪質な転売ヤーたちによるSwitch 2の転売に対して、強硬な姿勢を打ち出す家電量販店もある。
「“転売撲滅宣言”を掲げる大手家電メーカー『ノジマ』は、ノジマから購入したSwitch 2を転売した人のアカウントを利用停止にしたことを公表し、X上で喝采を浴びています。
中には、堀江氏やラファエル氏の言い分に共感する人もいるようですが、毎回、人気商品が出るたびに商品を買い占めて価格を釣り上げる転売ヤーに悪い感情を持つ人が大多数なだけに、堀江氏のいう『感情論』だけで、片付けられる問題ではないことは確かでしょうね。
むしろ一部の著名人はこうした意見に“逆張り”することで注目を集めようとしていると言えるかもしれません。そもそも、現在の抽選販売では、規約として『購入した商品の転売等を目的として本抽選販売に応募する行為』が明確に禁じられています。営利目的で転売している人たちには、少なくとも任天堂の規約には違反しています」(同前)
Switch 2がいきわたるまで、白熱した議論は尽きなさそうだ。