「もっともっと騒いでオクレ」八代亜紀さんのヌード写真付きCD、販売再開を発表…“開き直り挑発声明”に驚愕

 

　2023年12月に亡くなった“演歌の女王”八代亜紀さん。八代さんの追悼アルバムに生前のヌード写真を特典でつけて発売したレコード会社が猛批判を浴びたが、いわくつき商品をめぐり新たな動きがあった。

 

「同アルバムのタイトルはずばり『八代亜紀　お宝シリーズ　第一弾　忘れないでね』。八代さんが生前に録音していた『舟唄』『石狩挽歌』『雨の慕情』など、珠玉の10曲が収められています。ファンにとってはまさに『お宝』なのですが、公式サイトに記載されている同アルバムの商品説明には、《お宝として　八代亜紀が24～25歳の時に同棲していたT社のNディレクターによってポラロイドカメラで撮影されたフルヌード写真2枚が掲載されています　八代亜紀の初めてのヌード写真です》と記されています」

 

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　発売元であり、八代さんのヌード写真の権利を有すると主張するのは、鹿児島市のレコード会社「ニューセンチュリーレコード」。だが、世間は“故人の尊厳を傷つける”として反発した。

 

「発売前の段階で、オンライン上で署名運動もはじまりました。署名サイト『Change.org』でおこなわれた『八代亜紀さんの尊厳を保護し、リベンジポルノを阻止する』という署名運動では、終了までに8万5656人もの署名を集めました。さらに八代さんの遺族側は法的処置を検討する構えを見せていましたが、『ニューセンチュリーレコード』は2025年4月21日に、現金書留での直販という形で発売を強行したのです」（芸能記者）

 

　とはいえ、発売後に同社は注文を一時停止していた。しかし、6月12日までに公式サイトで同アルバムの販売再開が発表されたのだ。

 

「同社は、これまで注文を一時停止していた理由について、《4月18日頃より　マスゴミ・その他が騒ぎ出し　今迄　商品を作っていた全ての所が　商品の製造をしてくれなくなったのが原因です》《他もいろいろ探しましたが何処も同じ様に【風評被害を受けるから】を盾に当社の注文を断られた次第です》と説明。

 

　製造の引き受け手がなくなったため、『自社でプレス工場を作った』ことを報告すると、《誰が邪魔しようとも自社生産ですので今後は余程の注文数がオーバーしない限り供給できます。これで第2弾・第3弾作品も安定供給出来ます》と、まさかの“続編”の発売まで示唆しました」（芸能記者）

 

　あれだけ物議を醸したにも関わらず、アルバム販売を再開した同社に、X上では、

 

《八代亜紀さんは多くの人に愛された方ですしご本人やご遺族の気持ちを第一に考えてほしいですね　販売再開には複雑な気持ちになります…故人の尊厳がしっかり守られる形であってほしいと願います》

 

　といった声のほか、

 

《何故そこまで必死なん？》

 

《これ買った人は全力で距離置くし、全力で軽蔑する。これ置いた店は一生利用しない。絶対にどこの店もECサイトも販売しないで欲しい》

 

　など、またしても非難が沸き起こっている。スポーツ紙記者が語る。

 

「八代さんが生前に所属していた『ミリオン企画』は4月14日、代表取締役社長・大野誠氏の名前で『報道にあるニューセンチュリーレコード社発表の問題作品について』と題した声明を、公式サイトで発表。八代さんの遺族や外部弁護士との間で議論を重ね、《刑事民事を問わず、あらゆる手続きの準備を進めている》として、管轄警察署等へも相談したことなどを明かし、アルバムの発売停止を求めていました。

 

　一方、ニューセンチュリーレコードはミリオン企画に対して、かねてから《すべての所有権を有しており売買契約書もございます》と表明するなど、今後も徹底抗戦をするつもりでしょう。さらに、今回の販売再開の告知文で、ニューセンチュリーレコードは自社にまつわる否定的な記事を書いたマスコミの批判を繰り返し、《こんなクズ紙に踊らされて騒いでいる程度の低い奴共も一緒　もっともっと 騒いでオクレ》など、遺族やファンの声には開き直り、どこまでも挑発的です。こうした同社の態度にも、X上では《会社が掲載するような文章では到底ありえないレベルのとても酷い文章》など、批判の声があがっています」

 

　八代さんのファンの「そっとしてあげて！」という悲痛な叫びが、同社に届くことはないのだろうか。