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STARTO社・福田淳社長退任へ ジュニア解体&再編成の波乱…「荒らしたままいなくなるの?」とファンから怒りも

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記事投稿日:2025.06.13 19:56 最終更新日:2025.06.13 21:28
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
STARTO社・福田淳社長退任へ ジュニア解体&再編成の波乱…「荒らしたままいなくなるの?」とファンから怒りも

福田淳氏(「スピーディ」公式サイトより)

 

 6月13日、STARTO ENTERTAINMENT社の福田淳社長が、6月末の任期満了を持って退任することが発表された。福田社長は、2023年12月に同社の代表取締役CEOに就任。これまで“難題”に立ち向かってきた。

 

「福田さんはもともと、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの代表取締役を務めていました。アニメ専門チャンネルのアニマックスや、24時間の映画・ドラマチャンネルのAXNの立ち上げにも関わっています。こうしたコンテンツ事業のほか、所属事務所との独立トラブルを抱えていた能年玲奈ことのんさんとエージェント契約を結び売り出すことに成功するなど、タレントのマネジメントでも手腕を発揮しています」(芸能記者)

 

 エンタメ業界に通じた福田社長に託された使命は、故・ジャニー喜多川氏による前代未聞の性加害問題から当時の「ジャニーズ事務所」を“再興”させることだった。

 

 

旧ジャニーズ事務所は、株式会社SMILE-UP.と社名を変更し、被害者への補償に専従することになりました。一方、芸能事務所としての機能は新たに設立されたSTARTO ENTERTAINMENT社が担うことに。そして、同社の初代社長に抜擢されたのが福田氏というわけです。

 

 告発者がいたものの、長い間ジャニー喜多川氏の性加害問題が取り上げられてこなかったのは、旧ジャニーズ事務所がメディア業界に絶大な力を持っていたからです。いわば“ジャニーズ帝国”を築き上げていたわけですが、一連の報道で同社は完全に崩壊しました。

 

 福田氏には、地に落ちたブランドを一から築き上げつつ、新たな時代に対応したコンプライアンスを重視し、透明性のある企業をつくることが求められていたというわけです。今回の退任の背景には福田氏がフジテレビの取締役に就任するためだという説もありますが、真相はまだわかりませんね」(芸能ジャーナリスト)

 

 X上では旧ジャニーズファンを中心に福田氏の退任に不満の声が噴出している。

 

《福田淳社長退任って好き勝手ぐちゃぐちゃに壊すだけ壊したけど色々面倒だし飽きちゃったからバイバイするって感じにしかとれない》

 

《福田社長ジュニアをめちゃくちゃにしただけじゃん。せめて全部元に戻してから退任しろ》

 

《お願いだからグループ元に戻して解体してから正直1回も受け入れられてないです》

 

 福田氏がSTARTO社でおこなった改革のうち、とりわけ不評だったのがデビュー予備軍であるジュニアグループの再編だったと芸能記者が語る。

 

「ジュニアはもともとジャニーズJr.と呼ばれていましたが、2023年10月に社名をSMILE-UP.に変更したことにより名称を変更。ここまでは良かったのですが、従来存在したグループの『美 少年』、『HiHi Jets』、『7 MEN 侍』を解散。『少年忍者』も加えたうえで、『ACEes』、『KEY TO LIT』、『B&ZAI』を結成する大再編を行いました。これがファンに大不評だったのです」

 

 グループ再編は唐突に発表されたものであり、メンバー自身にも知らされていなかった。そのため、メンバーの中にも抵抗を示すものがいたという。その戸惑いはファンにも伝播したと前出の芸能記者が語る。

 

「ファンはそれぞれのグループ内の親密な人間関係などを含めて応援していました。グループ名とメンバーを奪われるのは我慢ならなかったのでしょう。さらにKEY TO LIT(キテレツ)やB&ZAI(バンザイ)といった呼称には“ダサい”といった指摘が相次ぎました。実際、新たに編成された3グループが、これまで以上に人気になったといえるような実績はまだ残せていません。何のための再編だったのか、いまだに納得できないファンが多いということでしょう。

 

 一部のファンからしてみれば、福田社長は、旧ジャニーズ事務所を“再興”させたのではなく引っ掻き回して去るだけと見えているようです。実際、“福田体制”で新たなスターが誕生したわけでもありませんからね。実際、堂本光一さんなどは、福田社長の言動に度々苦言を呈してきました。所属タレントから批判の声が出るのは、それだけ社内が“オープンだ”とも言えますが、不満が無かったわけではないということでしょう」(芸能記者)

 

 せめて“立つ鳥跡を濁さず”となって欲しいものだ。

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