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二宮和也『あんぱん』久々の登場も「写真だけ」の肩透かし…出演のたび「数十秒」「セリフなし」続きにファンはやきもき

二宮和也
放送中のNHK連続テレビ小説『あんぱん』。現在、戦時中の様子が描かれており、やなせたかしをモデルとした登場人物、嵩も軍に入隊している。過酷な描写が連続するなか、6月12日に放送された第54回で、視聴者を明るくさせた人物が初登場した。
嵩の父親役として、嵐の二宮和也が写真で登場したのだ。
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「第54話では、嵩が入隊して2年後、弟の千尋との久々の再会が描かれました。そこで千尋は嵩に、ある古びた手帳をお守りとして委ねます。その手帳は、亡くなった2人の父・清が、新聞記者として大陸にいたときにつけていた日記でした。千尋は嵩に『わしには、これがあるき』と、古いモノクロ写真を提示します。そこに、二宮さん演じる父・清が写っていたのです」(スポーツ紙記者)
放送後、『あんぱん』の公式Xが更新され、《千尋が昔から大切に持っていた清の写真。カラー版を特別に公開》の文言とともに、清のカラー写真と手帳が投稿された。
『あんぱん』が朝ドラ初出演となる二宮だが、4月1日に放送された第2話で初登場した際、画面に映ったのは、たった20秒だけ。これにはがっかりしたファンも多かったようだ。その後、5月初頭にも出演シーンがあったが、映っていたのは数秒の回想シーンで、セリフもなかった。
「今回も、出演は写真のみでした。しかもその写真は、千尋のもとにずっとあったものという設定のため、かなり加工されていて、二宮さんの顔ははっきりとは見えませんでした。期待していた二宮さんのファンも多いだけに、久しぶりの出演でこれだけ、というのは肩透かしだったようです」(芸能記者)
放送後、Xには二宮の出演を心待ちにしていた視聴者から、ガッカリするようなコメントが多く寄せられた。
《こんにゃくの中にいるニノみたいだな。写真。》
《朝ドラのキャスト、トメが写真のニノっていうのがねえ。動くニノ、見たいよ。》
《ニノは「朝ドラに出演した。朝ドラ俳優だ」という既成事実を作りに来ただけ説》
実際、二宮の活躍の出番がいつになるかは、まったく想像できない展開だ。
「二宮さんが演じるのは、将来、ヒロインの夫となる人物の父親、というポジションですから。しかも、すでに亡くなっている設定のため、回想シーンなどでの出演に留まると予想されます。写真だけで登場した今回、兄弟にとって重要な存在であることは示されましたが、今後、大きな出番があるかどうかとは関連づけられません。
二宮さんは、映画『母と暮らせば』(2015年)で、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を獲得したこともあるほか、8月に公開予定の主演映画『8番出口』がカンヌ国際映画祭にも出品されています。売れっ子ゆえか、いまのところ『あんぱん』ではかなり“小出し”な出演となっています。今後の出番にファンがやきもきするのも、無理はないところです」(前出・芸能記者)
次はいつになるかわからない二宮の登場を、ファンは心待ちにするしかない。